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東京の横丁にいる気分を味わえるスペインの焼き鳥バー「Hikari」

GIGAMEN / 2017年5月11日 12時37分

昭和の古き良き横丁が多く残る東京ですが、今、日本はもちろん海外でも横丁人気が凄まじいのだとか。日本では、戦後から残る横丁以外にも横丁を「再現」した屋台街をよく見かけるようになりましたが、スペインにも東京の横丁を再現したバーが登場し、話題のスポットとなっているようです。

スペインのバレンシアでオープンした焼き鳥バー「Hikari」

スペインのバレンシアでオープンした寿司バー「Nozomi」が大成功をおさめ、今では予約を入れてから入店できるまで2カ月待ちなのだそうですが、このNozomiを手掛けJosé MiguelさんとNuriaさんが、一番弟子のClaraさんと共に、今度は焼き鳥バー「Hikari(ひかり)」をオープンしました。

クリエイティブコンサルタント会社のMasquespacioは、焼き鳥バーHikariのインテリアに東京の思い出横丁や居酒屋のはじめ屋のコンセプトを取り入れました。

イメージは焼き鳥店や提灯が並ぶ東京の横丁屋台街

Hikariを見る限りでは決してコテコテの横丁スタイルではなく、スタイリッシュで整然としています。横丁のような良い意味でゴミゴミとしたイメージは全くなく、あくまでも洋風のバーに横丁のコンセプトを取り入れましたよ、といった印象のレストラン・バーです。

カウンター席の頭上にぶらさがる品書きには、ねぎま、ウズラなどの品名がずらり。提灯とも相まってなかなかの雰囲気を醸しだしています。ただし、品書きは店名「ひかり」のように手書き風に仕上げていたらより良かったかも。

天井は高く、店内も広々としていて、人と人がぶつかり合う横丁のように狭くはありませんが、トイレのドアがなんだか懐かしくなるアルミ製の波打つ引き戸だったり、シンクには昔の水道蛇口風が取り付けられていたりと、色々なところで細かなアイディアが。

焼き鳥の他にも丼ものなどもあり、日本食好きのスペイン人や外国人の間で人気店となっているHikari。日本酒をぐびっといくのも良いですが、スペイン発のサングリアを飲みながら焼き鳥を食べるのも良いかもしれませんね。

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