日常で使える! 粘土を材料とする3Dプリンター『クレイXYZ』
GIGAMEN / 2017年6月11日 10時0分
日用品(湯呑み、花瓶、鉢など)や芸術作品(建築物の模型、彫像、仮面など)を簡単に造れます。粘土を材料とする個人向け3Dプリンター『クレイXYZ(ClayXYZ)』の製品化プロジェクトが5月に立ち上がりました。その舞台は米国のクラウドファンディングサイト「キックスターター」です。
造った湯呑みを焼き上げれば、日常生活で使える。
『クレイXYZ』は造形開始までの準備が簡単な3Dプリンターです。湯呑みなどの造り方はおおよそ次の通り。まず粘土を材料供給用チューブに入れ、チューブとエクストルーダー(押し出し成形加工装置)をつなぎます。次に造りたい物の設計図をウェブサイトからダウンロードします。そしてスタートボタンを押すと、造形が始まります。
『クレイXYZ』はABS樹脂やPLA樹脂ではなく、粘土を利用するため、水に溶かして再利用することが可能です。従来の3Dプリンターはプラスチックを材料としていたので、造ったとしても、製品の試作・展示モデル止まりでした。しかし、粘土で造った湯呑みを窯で焼き上げれば、販売されている湯呑みと同じように、日常生活で使うことができます。
誰でも芸術家になれるプロジェクト、6万ドル超の調達に成功。
頭の中のアイデアを花瓶、どんぶり、ランプの傘などの「形あるもの」に変えられる『クレイXYZ』。米国ニューヨーク発のプロジェクトは、立ち上げから2週間で、130人超のユーザーから6万4000ドル(約710万円)以上を調達しました。誰でも芸術家になれる、人気の個人向け3Dプリンターから目が離せません。
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