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日本のご当地料理42品が1枚のポスターに 米国人デザイナーが制作

GIGAMEN / 2017年10月3日 10時24分

日本各地のご当地料理が1枚のポスターでまとめて紹介されるのは世界で初めてかもしれません。米国発の『ジャパン・デリカシー・ポスター(Japan Delicacy Poster)』製品化プロジェクトが9月上旬、クラウドファンディングサイトの「キックスターター(Kickstarter)」で立ち上がりました。

日本食のイラストの下には英語による説明も。

『ジャパン・デリカシー・ポスター』は日本食を愛する米国人グラフィックデザイナーのファニーさん(@J_Foodie)が制作した作品です。ポスターには彼女が選んだ42品のご当地料理、各都市ならではの食材やスイーツのイラストが縦6列・横7行で描かれています。各イラストの下には都市名と料理名がアルファベットと日本語で記され、料理の簡単な説明が英語で書かれています。

ファニーさんは日本各地のご当地料理の背景を把握した上で、42品を選んだとのこと。讃岐うどんを作るには香川の良質な地下水と小麦が必要で、熊本で馬刺しが広く食べられるようになったきっかけは戦後の食糧難とされ、盛岡のわんこそばには約400年の歴史があります。『ジャパン・デリカシー・ポスター』は外国人が料理を通じ、各都市・地域を理解する手助けになり得ます。

米国人デザイナーが大好きなご当地料理は・・・

『ジャパン・デリカシー・ポスター』の製品化プロジェクトは9月19日現在、2800ドル以上を調達し、目標額の3000ドル(約33万円)まであと少しという状況です。サイズは61×91cm、背景に禅の「円相」がデザインされているポスターに描かれているご当地料理のうち、ファニーさんのお気に入りは東京の江戸前寿司、福岡の博多ラーメン、高松の讃岐うどんとのことです。

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