頭と首の温度に着目! 良質な眠りを実現する『ムーナ』
GIGAMEN / 2017年10月12日 10時30分
良質な眠りと頭・首の温度は切っても切れない関係にあります。枕カバーの中に入れて頭・首の温度を上げ下げするパッド、各種センサー、温度を制御するユニットなどからなる『ムーナ(Moona)』の製品化プロジェクトが9月中旬、米国のクラウドファンディングサイトで始動しました。
深い眠り・目覚めに適した温度に。
『ムーナ』の使い方は次の通りです。まずベッドサイドにコントロールユニットを置きます。そして枕カバーの中に形状記憶フォームパッドを入れます。最後に起床時間をスマホの専用アプリで設定します。温度調節の要となるのは、ユニットとパッドを繋いで冷やした・温めた水を循環させるホース、パッドに埋め込まれた各種センサー(加速度計、温湿度センサー、光センサー)です。
良質な眠りを手に入れるには『ムーナ』がうってつけです。なぜなら寝入るには体温を下げ、逆に眠りから目覚めるには体温を上げる必要があり、体温調節で中心的な役割を果たすのが頭と首だからです。夜中ずっと頭・首のための寝具の温度を調整することで、もっと早く寝入り、より深い眠りにつき、自然に起きられるようになります。温度は22度から36度まで調節可能です。
専用アプリで眠りの質も確認できる。
睡眠を誘発するだけでなく、専用アプリでは睡眠時間の長さや眠りの質もチェックできる『ムーナ』。フランス発の製品化プロジェクトの資金調達状況は9月28日現在、11万8000ドル(約1300万円)以上で、既に目標額を上回っています。健康的な毎日の実現、仕事のパフォーマンス向上へと導くハイテク製品への支援は今後も増えていくことでしょう。
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