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飼い主がどこにいても愛犬と対話できるロボット、『ライカ』。

GIGAMEN / 2017年11月3日 10時30分

あなたが仕事で長時間自宅を離れても、部屋で飼っている犬はひとりぼっちで退屈な時間を過ごさずに済みます。フランスのカムトイ(CamToy)が開発した、飼い主と愛犬のための双方向対話型ロボット『ライカ(Laika)』の製品化プロジェクトが人気を集めています。

 カメラ、マイク、スピーカー、ディスペンサーを内蔵。

仕事などで外出中の飼い主は多方向に動ける『ライカ』をスマートフォンの専用アプリで操作し、録画機能付きカメラで部屋のライブ映像を見る、マイクとスピーカーで追跡装置を装着した愛犬と話す、ディスペンサーからごほうびを出すことが可能です。飼い主があまりに忙しい時は自動走行モードに切り替えることで、丸みを帯びたロボットが犬の孤独感を和らげます。

犬はお腹がすいたり、ストレスが溜まっていたり、電話やチャイムの音が鳴ったりすると吠えることがあります。寂しい時には遠吠えをします。『ライカ』は吠え声を検知すると、飼い主のスマートフォンに通知を入れるので、内蔵カメラで愛犬の様子を確認できます。その場にいなくても愛犬とコミュニケーションが図れるロボットは飼い主に何をしなければならないか気づかせてくれるのです。

目標額の1.5倍超を調達する人気ぶりだが・・・

犬に噛まれても壊れない『ライカ』の製品化プロジェクトは今年10月、米国のクラウドファンディングサイト「インディゴーゴー(Indiegogo)」で公開され、既に目標額の1.5倍超を調達する人気ぶりです。ただ、犬は飼い主に直接触れ合う方が嬉しいはず。サイズは19×17×14cm、重さは1kgの双方向対話型ロボットに頼り過ぎないように気をつける必要がありそうです。

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