生ごみを有効活用! バイオガスと肥料を生み出す装置に注目集まる
GIGAMEN / 2017年11月27日 10時30分
この装置を自宅の裏庭に設置すれば、生ごみを調理用バイオガスと液体肥料に変えることができます。イスラエルで開発された『ホームバイオガス2.0(HomeBiogas 2.0)』の製品化プロジェクトが11月上旬、米国のクラウドファンディングサイトで公開されました。
食事の残り物とバクテリアが生み出すエネルギー。
跳び箱に似た形状の『ホームバイオガス2.0』は日曜大工感覚で組み立てられます。装置下部から上に向かって突き出ている生ごみ取り入れ口に食事の残り物などを投入すると、消化槽でバクテリアが生ごみの中の有機物を分解し、液体肥料と調理に使えるバイオガス(有機廃棄物から発生するガス)が発生します。装置上部のタンクにはバイオガスを最大700リットルも貯蔵できます。
『ホームバイオガス2.0』で作られたバイオガスは、裏庭からケーブルを通り、キッチンのガスコンロに送られます。食事の残り物とバクテリアが生み出したクリーンエネルギーで1日最大3時間の調理が可能です。液体肥料は有害な化学物質や添加物を含んでいないので、家庭菜園で安心して使えます。
裏庭で持続可能な暮らしを実践できる装置。
『ホームバイオガス2.0』を使えば、バナナの皮がバナナパンケーキを作るためのバイオガスに生まれ変わります。イスラエルの企業が米国のキックスターター(Kickstarter)で立ち上げた製品化プロジェクトは11月14日現在、35万ドル(約4000万円)以上を集め、調達目標額を大きく上回っています。あなたも自宅の裏庭で持続可能な暮らしを実践してみませんか。
この記事に関連するニュース
-
循環型社会を推進!パーク初!オープン以来不滅の人気を誇る「JAWS」ボートツアー、バイオ燃料で運行開始
PR TIMES / 2024年11月28日 10時28分
-
稼働中のバイオマス発電施設における 省エネルギー型CO2分離回収システムのオンサイト実証試験実施について
@Press / 2024年11月25日 10時10分
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 12月7日(土)〔東京〕
PR TIMES / 2024年11月21日 12時45分
-
次世代型新技術を用いた『有機物減容セラミック製造装置(ERCM)』および『有機物促進酸化分解装置(OHD)』の利用による、家畜排せつ物の新しい活用方法の確立を目的とした業務提携を行います
PR TIMES / 2024年11月5日 17時45分
-
琵琶湖発の活性酸素処理で低コスト・短時間で完熟堆肥化 世界のホテイアオイやサルガッサムの繁殖問題にWEF技術開発が挑む
@Press / 2024年11月5日 9時30分
ランキング
-
1ECナビカードプラス、2025年3月で年間利用ボーナスポイントを終了
ポイ探ニュース / 2024年11月28日 11時26分
-
2そうはならんやろ! “炎の絵”を芸術的に描いたら…… “おきて破り”の衝撃ラストが1000万再生超え「泣いちゃいそう!」
ねとらぼ / 2024年11月28日 8時0分
-
3どうする? 大学生用パソコンの選び方 「4年通しよりも2年で買い替え」がオススメな理由
ITmedia NEWS / 2024年11月28日 13時26分
-
4Dynabook、セルフ交換バッテリー機構を搭載した14型ノートPC「X74」
マイナビニュース / 2024年11月28日 11時3分
-
510000mAh前後の「大容量コンセントプラグ付きモバイルバッテリー」おすすめ4選 USBケーブル内蔵の3in1モデルも【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月28日 6時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください