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キャセイ航空、香港=ワシントン線をA350-1000型機で開設へ

GIGAMEN / 2018年1月17日 10時30分

香港のキャセイパシフィック航空は2018年9月15日から香港国際空港と米国のワシントン・ダレス国際空港を結ぶ直行便を開設し、週4往復を運航します。

ノンストップで1万5000キロ以上飛べるA350-1000。

キャセイ航空の米国東海岸ネットワークはボストン、ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ、ニューアーク・リバティ)、ワシントン(ダレス)の計4空港に増加します。香港からワシントンまでの飛行距離は約1万3100キロで、キャセイ航空が運航する路線の中で最長となります。18年9月から新設される路線には最新鋭のエアバスA350-1000型機が投入されます。

A350-1000は長距離路線で350人前後の旅客を運べるワイドボディ機です。ノンストップで飛べる距離は1万5000キロ以上。最新の航空力学、デザイン、技術を結集した旅客機は、航空会社に燃料効率の向上、旅客に最先端の体験をもたらします。キャセイ航空は17年12月現在、20機のA350-1000を発注済みです。

新路線のフライト時間は片道約15時間50分。

キャセイ航空は18年春のA350-1000受領を皮切りに、香港と欧州・北米を結ぶ長距離路線を新設し、最新鋭のワイドボディ機を投入していくとみられます。なお、キャセイ航空とは異なるアライアンスに加盟している全日空(ANA)とユナイテッド航空は成田=ワシントン(ダレス)線をボーイング機で運航しています。

香港=ワシントン(ダレス)直行便のフライト時間は片道約16時間です。フライトスケジュールは次の通り。月・火・木・土曜日運航の860便は香港を18時35分に出発し、ワシントンに22時20分に到着します。火・水・金・日曜日運航の861便はワシントンを1時15分に出発し、香港に翌日5時10分に到着します。

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