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豪カンタス航空、時差ぼけの緩和に役立つ機内食メニューを公開

GIGAMEN / 2018年3月29日 10時30分

オーストラリアのカンタス航空は3月24日から西部パースと英国ロンドンを結ぶ超長距離航空路線を開設するのを前に、水分補給を増やし、時差ぼけを和らげるのに役立つ機内食のメニューを公開しました。

約17時間のフライトで提供されるメニューとは・・・

カンタス航空はパース空港とロンドン・ヒースロー空港を約17時間で結びます。オーストラリアを代表する航空会社は豪州と欧州をつなぐ超長距離航空路線に航続距離1万4000キロ以上、3クラス236席のボーイング787-9型機を投入し、乗客がちょうど良い時間に眠れるための機内食を提供します。

ビジネスとプレミアムエコノミーではリラックスした状態に仕向けるハーブティー、消化を助ける細菌がたっぷり入った発酵飲料のコンブチャ、エコノミーを含む全クラスでは睡眠サイクルを整えるのに役立つ「トリプトファン」を含んだホットチョコレートドリンクが提供されます。また、機内食にはキュウリやイチゴといったみずみずしい食材が多く使われ、水分補給を促進します。

空の旅の時差ぼけ対策、次の一手はウェアラブル端末。

時差ぼけを和らげるのに役立つ機内食のメニュー作りにはシドニー大学の研究が深く関わっています。今後は超長距離航空路線を利用するマイレージ会員に協力してもらい、ウェアラブル端末とアプリを利用し、搭乗前から搭乗後までの睡眠・活動パターン、精神状態、食事パターン、水分補給に関するデータを収集することになります。

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