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ネット環境だけが必要! 105言語対応の小型翻訳機が商品化へ

GIGAMEN / 2018年9月3日 10時30分

海外旅行によく行くなど外国人と会話する機会が多い人は必見です。オランダの小型音声翻訳機メーカーであるトラヴィス(Travis)が開発した『トラヴィス・タッチ(Travis Touch)』の商品化プロジェクトが7月、米クラウドファンディングサイト「インディゴーゴー(Indiegogo)」で公開されました。

ボタンを押して話すと、外国語に翻訳された音声が。

『トラヴィス・タッチ』を使うにはインターネット環境が必要なので、あらかじめWi-Fiネットワークに接続するか、SIMカードを挿入しなければなりません。手のひらサイズの音声翻訳機の使い方は簡単です。まずタッチスクリーンか真ん中のボイスコマンドボタンで自分が話す言語(第1言語)と相手が話す言語(第2言語)を設定します。

一番左のボタンを押し、第1言語(例えば日本語)で話すと、第2言語(例えばイタリア語)に翻訳された音声が流れます。タッチスクリーンには自分が喋った言葉がそのまま文字で表示され、翻訳された文章も見ることができます。逆に一番右のボタンを押し、イタリア語で話すと、日本語に翻訳された音声が出力され、スムーズなコミュニケーションが行えます。

街中で外国人に声をかけられてもうまく対応できる。

『トラヴィス・タッチ』は105言語に対応しています。そして16種類もの翻訳エンジン(グーグル、IBM、マイクロソフトなど)とAIを利用し、母国語ではない言語をできるだけ正確にリアルタイム翻訳できるように設計されています。

街中で外国人に声をかけられてうまく対応できなかったことはありませんか。『トラヴィス・タッチ』があれば、過去の苦い経験を繰り返さずに済むでしょう。商品化プロジェクトは8月下旬現在、目標額を大きく上回る25万6000ドル(約2830万円)の調達に成功しています。

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