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観光ビザ発給は稀だが… エミレーツ航空、ドバイ=リヤド線を増便

GIGAMEN / 2018年9月20日 10時30分

サウジアラビアの首都へ出張するビジネスパーソンに良いニュースです。アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は9月1日からドバイ=リヤド線を1日1往復増便し、1日4往復運航を開始しました。

リヤドのランドマークは2本の超高層タワー。

エミレーツ航空はドバイとリヤドを約2時間で結んでいます。フライトスケジュールはドバイ発が1時、6時、15時、18時台とバランスが取れています。使用機材はボーイング777-300ER型機。エミレーツ航空とコードシェアしている格安航空会社のフライドバイもドバイ=リヤド線を1日2往復運航しています。

リヤドのランドマークは高さ260mのファイサリア・タワー、高さ300mのキングダム・タワー。2本の超高層タワーが完工して15年以上経過した現在も高層ビルがどんどん建てられており、サウジアラビアの政治・経済の中心地はますます発展しています。一方、市内にある歴史的建造物のマスマク砦は近年修復され、観光客で賑わっています。

非イスラム教徒の国内観光解禁はまだまだ先。

エミレーツ航空は9月現在、サウジアラビアのリヤド、ジェッダ、ダンマン、メディナの4都市に直行便を飛ばしています。サウジ入国には査証(ビザ)が必要ですが、厳格なイスラム法の遵守が求められることもあり、観光ビザが発給されるのは稀。サウジは観光業の発展に力を入れ始めていますが、非イスラム教徒の国内観光が解禁されるのはまだまだ先になりそうです。

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