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手術を受けた場合、航空旅行できるようになるのは何日後?

GIGAMEN / 2018年10月12日 10時30分

あなたが何かしらの手術を受けた場合、航空機で旅行できるようになるのは何日後だと思いますか。フィンランドの空港運営会社フィナビアによると、体全体の調子がすっかり回復するのはもちろん、手術後の合併症の兆候なしと判断されるまでは空の旅を控えなければなりません。

虫垂切除の場合、術後5~7日は航空旅行に適さない。

フィナビアは親知らずの抜歯や膝関節の鏡視下手術といった小規模の手術なら、高熱が出たりヘモグロビン値が異常値を示していたりしない限り、航空旅行の見合わせ期間は不要としています。一方、虫垂切除後5~7日、胆嚢摘出後5~10日、心臓にメスを入れてから最低3週間は航空旅行に適さないとする感染症専門医の言葉も紹介しています。

手術後の一定期間、航空旅行を避けなければならないのは、発熱や感染症などの術後合併症を発症する可能性があるからです。最悪のシナリオは、手術部位の感染が原因で、長時間のフライト中に高熱が出て、全身の健康状態が危険なレベルまで悪化すること。また、見合わせ期間中に航空機に搭乗すると、手術部位から出血し、循環性ショックで死に至る可能性も。

最も重要なのは主治医と話し合うこと、なぜなら・・・

フィンランドの空港運営会社は、手術から数日~数週間後の航空旅行を検討する上で、最も重要なのは主治医と話し合うこととしています。同じ盲腸の手術でも術後の経過、回復具合は人それぞれです。もしあなたが手術を受けたり、心筋梗塞や脳卒中を発病したりして間もないタイミングでフライトを予約するなら、航空会社や旅行会社に連絡することをお忘れなく。

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