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2秒で見開き2ページ!ライトとしても使えるスキャナーが話題に

GIGAMEN / 2018年11月9日 12時0分

紙情報を簡単かつスピーディーにデジタルデータとして取り込めます。中国のハイテク企業CZURは10月、デスクライトに似た形状のオーバーヘッドスキャナー『Aura』の先行販売プロジェクトを米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で立ち上げました。

本の見開きをきれいに素早くスキャンできる付属品。

『Aura』の使い方ですが、まず黒色の専用マットにスキャンしたい面を上にして置きます。オーバーヘッド部分にはマットの上を映し出す小型ディスプレーが内蔵され、ディスプレー越しに紙の位置を調節できます。そしてコンピューターにダウンロードしたソフトウェアでスキャンを実行。読み取るスピードは「2秒で見開きの2ページ」という驚異の速さ。読み取れる紙のサイズはA3まで。



スキャンした画像はPDFや編集可能なWordといったデジタルデータに変換されます。データの文字情報を抽出し、テキスト化するOCR機能は187もの言語に対応。コンピューターでの検索などに大いに役立つ機能です。

これまでは本をスキャナーにかけたら、本の厚みでスキャンした画像が歪むことがありました。しかし『Aura』はスキャナーから発せられるレーザー光とAIアルゴリズムにより、平らで見やすい画像を生み出します。また、本の見開きをきれいに素早くスキャンできるよう、指サックと両手を自由にするフットペダルが付属品に含まれています。

仕事用机やベッドサイドテーブルに置くライトとしても。

『Aura』は単にデスクライトにそっくりの形状であるだけでなく、実際にデスクライトとしても使えます。明るさは4段階から選ぶことができ、スマホに専用アプリをダウンロードすれば、明かりの強弱をアプリで管理できます。仕事用の机に置いてもよし、ベッドサイドテーブルに置いてもよしです。

『Aura』の先行販売プロジェクトは公開から24時間で目標額(5万ドル)の2.5倍を調達するなど、多くのネットユーザーから支持を得ています。オーバーヘッド部分を折りたたんだサイズが44×18×13センチとコンパクトなのも人気が高い理由の一つでしょう。学術書も思い出の写真もとっさに浮かんだアイデアもデジタルデータとしてサッと取り込んでみませんか。

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