星空の4K写真を手軽に撮影!世界最小の天体撮影用カメラが登場
GIGAMEN / 2019年1月15日 12時0分
このカメラがあれば、きれいな星空の写真・動画を高画質で撮影できます。世界最小の天体撮影用カメラ『NANO1』の先行販売プロジェクトが12月、米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。
星座早見表を不要にするARスターマップとは。
ジーンズのポケットに入れても全くかさばらない『NANO1』は、美しい天体写真・動画を撮影するのにうってつけ。サイズは6.3×4.2×2.9センチ。重さはキットレンズを付けても100グラムしかありません。動画解像度は4K60という超高画質。写真の画素数は1200万画素です。
『NANO1』は星空を撮影する時に役立つ方位磁針や星座早見表を不要にします。専用アプリをダウンロードすると、スマホの画面にレンズを通して見る星空とGPSを活用したARスターマップが重なるように表示され、探している星座や惑星を簡単に見つけられます。コンパクトカメラで撮った写真・動画はスマホにWi-Fiで転送できます。
キットレンズでも十分だが、レンズ交換もアリ。
『NANO1』のキットレンズ(M12マウントレンズ)にも注目してみましょう。焦点距離は本当に広い範囲を写せる2.8mm、開放絞り値はF2.8と明るいレンズです。広角のキットレンズでは美しい天の川を撮影できますが、遠くの物を大きく写したい時は望遠レンズに交換しましょう。コンパクトカメラはM12とCマウントレンズに対応しています。
シンガポール発の『NANO1』先行販売プロジェクトは8万8000ドル(約955万円)という目標額を5日でクリアしました。タイムラプス撮影も可能な世界最小の天体撮影用カメラは3月から順次発送される予定です。
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