シベリアから10世紀のイスラム都市に時間旅行してみませんか?
GIGAMEN / 2019年2月15日 11時50分
中央アジア屈指のイスラム建築群を見て回り、何百年も前にタイムスリップしたような感覚を味わってみませんか。ロシアのS7航空は3月20日からシベリアのノヴォシビルスクとウズベキスタンのブハラを結ぶ直行便を開設し、週1往復(水)を運航します。
ノヴォシビルスク=ブハラ線運航会社はS7のみ。
S7航空がシベリアへの玄関口、ノヴォシビルスクとブハラを片道3時間半で結ぶことで、旧市街が世界遺産に登録されているウズベキスタンの都市に向かう選択肢が広がります。ブハラ空港は乗り入れ空港が少なく、シベリア最大の空港との間にも1月現在、定期便が運航されていません。
ブハラは中央アジアのイスラム都市の中で特に10~17世紀の街並みが良い状態で保存されています。街の象徴であるカラーン・ミナレット(礼拝を呼びかける塔)があるポイ・カラーン広場、美しい4本のミナレットが目立つチャハル・ミナール・モスクは特に人気が高い観光スポットです。他にも約1000年前の首長邸などの史跡が多数残っています。
日本で関心高まれば、ウズベク方面便の充実も。
S7航空は昨年12月にノヴォシビルスク=ナマンガン線を開設するなど、ウズベキスタン路線の拡充を進めています。5つの世界遺産を有するウズベクへの関心が日本国内で高まれば、成田=ノヴォシビルスク線の通年運航化、ノヴォシビルスク発着ウズベク線の増便も検討されるかもしれません。
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