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夜道で存在をアピール!上半身と後頭部に装着する自転車用ライト

GIGAMEN / 2019年4月25日 12時16分

クールな自転車用ライト『WAYV』の商品化プロジェクトが3月、米クラウドファンディングサイトで公開されたものの、目標額の調達に失敗しました。しかし「テールランプと方向指示灯を身体に装着する」という斬新なアイデアは取り上げる価値があると筆者が判断し、今回紹介します。

真ん中にX字型テールランプ、左右にウインカー。

『WAYV』は肩から下の上半身に装着するハーネス、ヘルメット後部に取り付けるヘッドセット、自転車のハンドルに取り付けるリモコン、専用アプリからなります。ハーネスとヘッドセットの真ん中には赤く光るX字型テールランプ、左右にはオレンジ色に光る方向指示灯(ウインカー)が付いています。後ろを走る車に自転車の存在をはっきり示せるので、夜道を安全に走ることができます。

ハーネスの方向指示灯は左右の腰と肩に設けられています。肩にある指示灯は背中側から腹側まで延びていて、日が落ちた時間帯の交差点でも自転車の前方にいる車や歩行者に対し、自転車が接近していること、そして左右どちらに曲がるのかを知らせることができます。指示灯はハンドルのリモコンのレバーを指で動かすと点灯します。

リュックに付けられるなど便利だが、資金調達は低調。

200個以上のLEDが埋め込まれているハーネスは身体だけでなく、背負っているバックパックにも取り付けられるという実用的な作りになっています。ハーネスとヘッドセットのテールランプを点滅させるのか静的にするのかは専用アプリで設定可能です。LEDライトの消耗具合もアプリから確認できます。ハーネスもヘッドセットもUSBケーブルで充電します。

自転車で夜道を走る人に安全と安心をもたらす『WAYV』ですが、商品化プロジェクトの資金調達は振るわず、目標額の6万6000ポンド(約965万円)の1割程度に留まりました。「目標額が高過ぎた」などプロジェクト不成立の理由はいくつか考えられますが、クリエイターは再チャレンジすると明言。GIGAMENは英国発のクールな自転車用ライトの今後の展開も注目していきます。

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