机の上を彩る!鉢に挿すとやがて花をつける鉛筆に注目してみた
GIGAMEN / 2019年5月21日 18時0分
短くなってもまだまだ使い道がある、デンマーク発のユニークな鉛筆を今回は紹介します。削らない方を鉢に挿すと、やがて芽が出て、きれいな花・野菜・ハーブが育つ『Sprout pencil』が米Amazon.comなどで好評販売中です。
鉛筆の削らない方の先端に種入りカプセル。
短くなった鉛筆は文字を書くのが難しくなった時点で一般的には捨てられますが、『Sprout pencil』の場合、むしろここからが本番です。もし鉛筆の面に「Sunflower」と書かれていれば、削らない方の先端にはヒマワリの種入りカプセルが付いています。植物の種が入ったカプセルはバジルやミニトマトなど全部で10種類。
短くなった鉛筆から芽を出させるには、底に排水穴が開いた鉢と受け皿を用意します。鉢に培養土を注ぎ、土に程よく水を与えてから、鉛筆を土に対して斜め60度に傾けて挿します。挿す深さは種入りカプセルがギリギリ埋まるくらいまで。後は明るい日陰に置き、受け皿に定期的に水をやれば、1~4週間で芽が出ます。従来なら捨てられていた鉛筆で机の上などを彩ることが可能に。
地球環境問題に熱心に取り組む企業も導入。
『Sprout pencil』は環境保全について考えてもらうきっかけにもなります。花をつける鉛筆は黒鉛も粘土も木も種入りカプセルも環境を汚染しない素材で作られています。地球環境問題に熱心に取り組む企業の一つ、デンマークトヨタ(トヨタ自動車の子会社)は持続可能性に関する会議でユニークな鉛筆を配り、従業員と会議参加者に環境保全の重要性を意識付けました。
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