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自転車泥棒の目を欺く!フレーム内に隠せるGPSトラッカー登場

GIGAMEN / 2019年7月18日 12時22分

もしあなたの自転車が盗まれても、どこにあるかすぐに分かります。英国発、サドル下のフレーム内部に入れて使うGPSトラッカー『iTrakit』の先行販売プロジェクトが6月、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で公開されました。

自転車が勝手に動かされると、スマホに通知が。

道路や駐車場・駐輪場に停めた自転車を盗まれないための方法は、何と言っても施錠を忘れないことですが、錠を切断されて持ち去られたらお手上げです。しかし『iTrakit』があれば、自転車を取り戻せる可能性が高まります。自転車泥棒もまさかサドル下のフレーム(シートチューブ)の中に筒型のGPSトラッカーが仕込まれているとは思わないでしょう。

GPSトラッカーをシートチューブ内部に入れ、スマホに専用アプリをインストールしておきましょう。GPSトラッカーはモーションセンサーを内蔵しているので、あなたから離れたところで自転車が動かされると、スマホに通知が送られ、その時間と場所が記録されます。すぐに自転車を停めた場所に向かえば、泥棒とあなたの愛車に遭遇できるかもしれません。

盗まれた自転車の位置情報を警察と共有できる。

自転車泥棒が元々停めていた場所から既に移動していても、自転車のトラッキングデータがあなたのスマホに送られるので、愛車がどこにあるかを把握できます。まず警察に連絡し、自転車の位置情報を共有するのが良いでしょう。気になるのはGPSトラッカーのバッテリーですが、フル充電しておけば最大1年持ちますし、アプリ上でバッテリー残量を確認できます。

筒型のGPSトラッカー先行販売プロジェクトは7月上旬現在、目標金額の2倍である4万ポンド(約543万円)以上の調達に成功しています。自転車を盗まれた経験がある人、盗難対策として車やカバンの中にトラッカーを隠すことに興味がある人はプロジェクトページを覗いてみて下さい。プロジェクトに携わった人たちがそれぞれ何台の自転車を盗まれたのかも紹介されています。

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