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アスリートがロングフライトで実践するストレス対処法に注目

GIGAMEN / 2019年7月24日 12時20分

長時間のフライトによるストレスをできるだけ小さくする術、お教えします。フィンランドの空港運営会社Finaviaは6月、海外遠征が多いアスリートがフライト前・機内で実践しているストレス対処法を自社ウェブサイトで公開しました。

本当に大切な物は機内に、そして窓際の席へ。

Finaviaは最初に「沢山の荷物を抱えて空の旅に出かけるなら、いっそ海外の目的地に送るのも手」という内容の助言をしています。アスリートは用具などの荷物がかさばることでしょう。ただ、一般の旅行客には「本当に大切な物は機内へ持ち込む方がいい」というアドバイスの方が参考になりそう。まず無いと思いますが、ロストバゲージ(荷物紛失)の心配をせずに済むからです。

続いて機内で余計なストレスを溜めない過ごし方について。長時間のフライトの間に睡眠をできるだけ取りたいと思っているなら、席の位置にこだわるべし。フィンランドの空港運営会社によると、多くのアスリートが体を寄りかかれる窓際の席を選んでいるそうです。上着を折り畳んで枕代わりにすること、機内で配られるアメニティキットの耳栓とアイマスクを使うことも推奨しています。

時差ぼけ対策だけでなく、入念な手洗いも重要。

Finaviaはフライト中に気を付けるべきこととして、両手を清潔に保つことも挙げています。多くの旅行客が過ごす機内ではインフルエンザなどの感染症にかかるリスクが高まることも認識しなければなりません。フライト後にとんでもないストレスを受けることは誰も望んでいないはず。機内での食事前と降機後は洗浄剤で両手をじっくり洗いましょう。

最後はアスリートが悩まされがちな時差ぼけについて。フィンランドの空港運営会社はロングフライトの前にあらかじめ睡眠プランを立て、腕時計の時刻を目的地の時間に設定することを勧めています。機内で眠れる自信が無い人に対しては「出発前の数日はいつもより長く眠ったり、降機後には昼寝をしたりすると良い」という内容のアドバイスを送っています。

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