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作業が捗る!集中力の持続と回復に特化した無音タイマーに注目

GIGAMEN / 2019年8月7日 13時0分

ソーシャルメディアやインターネットに気を取られ過ぎて、「一つの作業に集中して取り組めない」と嘆いているあなたに最適。作業時間と休憩時間の計測に特化した無音タイマー『POD』の商品化プロジェクトが7月、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。

取るべき休憩の始まりを静かに教えてくれる。

『POD』の使い方は丸いボタン型の機器の表面を押すだけ。まず表面を押して25分間一つの作業を行います。ボタンに光の点が5つ出現し、5分経つごとに1つずつ消えます。全て消えると光が点滅するので、再びボタンを押して5分間休憩します。この場合は1分おきに光が1つずつ消滅します。この繰り返しで「25分集中して作業する→5分休む」のサイクルを簡単に作れるのです。

この無音タイマーは「一つの作業25分プラス休憩5分のサイクルを繰り返すことで、集中力を維持でき、作業が捗る」とするポモドーロテクニックに基づいた作りになっています。このテクニックを実践するには時間を計らなければなりませんが、音の鳴るタイマーは周囲に不快感を与える恐れがあります。一方、直径4cmの機器は休憩の始まりなどを静かに教えてくれます。

光の点を見るだけで理想的なサイクルが作れる。

ポモドーロテクニックは筆者も実践しています。自分の意識を強引に一つの作業に持っていくことができ、集中力の回復が可能、しかも休むことで作業を俯瞰で見られるからです。筆者は携帯電話のタイマーで時間を計っていますが、『POD』の方が操作はよりシンプルで、通知などを気にせずに済みます。何より目に優しい光の点を見るだけで理想的なサイクルが作れるのは良いこと。

米国発の商品化プロジェクトは目標金額を上回る2335ドル(約25万円)を調達しました。支援者以外が無音タイマーを入手できる手段は今のところありませんが、ポモドーロテクニックはタイマーがあれば行えます。一つの作業に集中している実感を得られ、集中することに夢中になり、不思議とサイクルを繰り返したくなります。サイクルを続けるコツは5分しっかり休むことです。

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