クアラルンプールからガンジス河へ!マリンドエアが新路線を開設
GIGAMEN / 2019年8月20日 12時43分
ヒンドゥー教と仏教の聖地への旅行を計画している人には嬉しいお知らせです。マレーシアの航空会社マリンドエアは7月、クアラルンプールと北インドのワーラーナシー(ベナレス)を結ぶ直行便を週3往復(火・木・土)で開設しました。
マレーシアからヒンドゥー教の聖地までひとっ飛び。
日本からワーラーナシーに向かうにはインドの首都デリーを経由するのが一般的ですが、マリンドエアの新路線開設により、東京・大阪と直行便で結ばれているクアラルンプール経由も考慮すべき選択肢になりました。
ワーラーナシーでは市内を南北に流れるガンジス河で沐浴するヒンドゥー教徒を陸上と水上から見学できます。東京堂出版から発売された『ヒンドゥー教の事典』によると、ワーラーナシーは「幸運にもそこで死を迎えられると解脱を得るとされている」聖都であり、ガンジス河沿いのガート(沐浴場)では火葬も行われています。言うまでもありませんが、火葬の撮影は厳禁です。
近郊にはブッダが初めて説法を行った地がある。
ワーラーナシーからバスに40分乗ると、仏教の聖地サールナートに到着します。サールナートには悟りを開いたブッダが初めて説法を行ったとされる場所、ダメーク・ストゥーパがあります。ストゥーパの周辺には仏教を受容した国々の寺院がいくつもあり、その中には日本人画家がブッダの一生を描いた壁画を見られるムルガンダ・クティ寺院も含まれます。
クアラルンプール=ワーラーナシー直行便のフライト時間は片道約5時間。マリンドエアとそのコードシェアパートナーであるバティックエアはワーラーナシー以外にもインド9都市(アムリトサル、デリー、コチ、ムンバイ、ティルチラパリ、ティルバナンタプーラム、ベンガルール、コルカタ、チェンナイ)に乗り入れています。
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