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花粉対策で繰り返し使える!表情が見える呼吸器防護具をチェック

GIGAMEN / 2020年3月14日 12時30分

花粉・PM2.5が鼻・口周辺に触れるのを防ぐフィルターと電動ファンを備え、表情が分かるように顔の下半分を覆う部分が透明になっている呼吸器防護具が登場しました。米国のAō Airは実用性とファッション性を兼ね備えた『Atmos』の予約注文を自社サイトで受け付けています。

フィルターの替え時は専用アプリで確認

『Atmos』のフィルターは花粉や有毒な粒子状物質(PM)をほとんど捕集し、電動ファンはきれいで涼しい空気を絶えず取り込み、鼻・口周辺に流し続けます。そのため顔の下半分を包む空気は常にクリーンです。空気は一方向にのみ流れるので、吐き出した空気は防護具の外に排出されます。

フィルター付きマスクよりはるかに防護性能が高く、息苦しさもないとされる『Atmos』は繰り返し使えます。AQI(空気質指数)150の都市で生活している大人なら、1日5時間装着してもフィルターを交換することなく1カ月使い続けられます。バッテリー持続時間も5時間です。

『Atmos』はBluetoothでスマホと接続するので、バッテリーの減り具合やフィルターの替え時を専用アプリで確認できます。普段防護具を使用する際はアプリを起動させる必要はありません。

ウイルスや細菌の侵入を防ぐものではない

一般的なマスクの目立たない欠点に「表情が読み取れない」ことがありますが、ゴーグルに似た見た目の『Atmos』は縁を除けば、口元部分は透明な素材で覆われています。鼻・口周辺を粒子状物質から防護している人が、笑っているのか、怒っているのか、悲しんでいるのかは一目瞭然です。

どこか未来を感じさせる、スタイリッシュなデザインの『Atmos』の価格は350ドル(70ドルの頭金込み)。予約注文した人にはフィルター4セットが付いてくるとのこと。発送予定時期は7月です。

なお、『Atmos』は花粉・PM2.5から呼吸器を防護するための商品であり、ウイルスや細菌の侵入を防ぐように設計されていません。また、ほとんどの大人の顔にフィットするように作られているものの、小さな子供の顔には合わないのでご注意ください。

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