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座位時間が長いと立つように促すスマート机が登場 空気質も監視

GIGAMEN / 2020年6月1日 13時0分

米国発、座位でも立位でも仕事が出来るように高さが調節可能で、座位時間が長くなったり、室内の空気質が悪化したりすると知らせてくれるスマートデスク『AiT Smart One』の製造費用を調達するプロジェクトが5月、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で成立しました。

高さは68cmから130cmまで調節可

『AiT Smart One』はBasic Functions、Extended Functions、Full Packの3タイプが存在しますが、この記事で紹介するのは最上級モデルのFull Packです。デスクワーカーが座りながらでも立ちながらでも仕事を行えるように、スマートデスクの高さは68cmから130cmまで調節可能です。天板は幅165cm、長さ80cmと広々としています。

座りっぱなしのデスクワークが長時間続くと、循環器系・血管・神経系に悪影響を及ぼしますが、『AiT Smart One』はそうなる前に手を打ってくれます。スマートデスクはデスクワーカーの座位時間を監視し、そろそろ立った方が良いタイミングでスマホに通知してくれるとのこと。デスクの高さは天板のボタンだけでなく、スマホにインストールした専用アプリ上のボタンでも調節できます。

ワイヤレス充電パッドやスマートな引き出しも

『AiT Smart One』はスマートデスクと言うだけあって、ワイヤレス充電パッド、専用アプリでのみ開閉できる引き出し、空気質センサーなどを備えています。空気質センサーはアプリと連携し、換気すべきタイミングを知らせてくれます。気分を変えたい時は内蔵されているBluetoothスピーカーとLEDライト、付属品のアロマディフューザーを活用すると良いでしょう。

デスクワーカーの健康を守り、生産性向上を後押しする『AiT Smart One』の製造費用を調達するプロジェクトは目標金額を大きく上回る28万ドル(約3000万円)以上を集めました。米国発の魅力的なスマートデスクですが、約70kgもする商品を日本に送る費用と手間は無視できません。量産体制が整えば、日本市場への進出に期待したいところです。

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