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炎を下向きに出せるライター、クラファンで人気集中 アチッを防止

GIGAMEN / 2020年6月10日 12時30分

ライターで火をつけるたびに「アチッ」となることにウンザリしている人は必見。米国のスタートアップ、DISSIMが今春、着火しやすいように上下逆さまにしても使える「Inverted Lighter」の大量生産を目指すプロジェクトをクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で立ち上げました。

握りに開いた穴が指を火口から遠ざける

アロマキャンドルなどに一般的な使い捨てライターで火をつける時、親指で着火ボタンを押したまま、ライターの火口を下向きに傾けなければなりません。その結果、ボタンを押す親指と火口の距離が近くなり、指がアチッとなりがちです。しかし「Inverted Lighter」はライターを強引に傾けることなく、炎を下向きに出すことができます。

「Inverted Lighter」の最大の特長は、握りに開いている丸い穴です。穴が開いたライターを上下逆さまに持ち、その穴に人差し指を入れ、親指で着火ボタンを押せば、アロマキャンドルなどに楽に火をつけられます。この構造は人差し指も親指もできるだけ火口から離していて、炎が出る角度も工夫されているので、指がアチッとなりません。

とにかく使いやすい上、生涯保証も付く

大きさが8.9×4.6×1.5cmの「Inverted Lighter」は不快な熱刺激を受けずに済むだけでなく、炎の高さを調節できます。使い捨てライターより一回り大きいとはいえ、使いやすさは圧倒的に優れていると言っていいでしょう。燃料を注入すれば、一生使える上、生涯保証まで付いてきます。新しいライターはもう買わずに済むでしょう。

「Inverted Lighter」の大量生産を目指すプロジェクトは最終的に7067人から 33万3596ドル(約3600万円)を調達しました。DISSIMはクラウドファンディング終了後に存在を知った人のために自社サイトで予約販売を受け付けていますが、まずは今回のプロジェクトの支援者に資金提供の見返り(ここではもちろんライター)が予定通り届けられるかに注目です。

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