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体調不良時にぐっすり眠れる寝姿勢、寝具のプロが一挙紹介

GIGAMEN / 2020年6月28日 12時30分

米国の寝具レビューサイト「Sleepopolis」の編集責任者、コーディ・ゴール氏は5月、体調不良時にぐっすり眠るためのヒントをまとめた動画をYouTubeで公開しました。今回の記事では寝具のプロが提案する、体調が悪い時の寝姿勢などを紹介していきます。

風邪やインフルエンザに罹った時は横向き寝を

普通の風邪を引きがちな人はこの段落を読んでください。2010年に発表された論文によると、十分な睡眠が取れないと、風邪の原因であるウイルスに対する抵抗力が弱まるとのことです。そこでゴール氏は水分を補給する、鼻が詰まらないように湿度を上げる、試しに横向きに寝てみることを提案しています。仰向け寝だと鼻詰まりが悪化する可能性があるからです。

インフルエンザに罹ったら、悪寒・高熱・筋肉痛・咳・頭痛などがしんどくて寝られないという声をよく耳にします。ゴール氏はここでも横向きで寝ることを推奨しています。そうすることで鼻水が気管に入るのを防げるからだそうです。ちっとも眠れない時に、寝姿勢をごろごろ変えるのは逆効果で、いっそのこと上半身を起こして本を読む方が良いとも語っています。

腹痛時は左向き寝。偏頭痛がする時は仰向け寝

この段落ではお腹が痛い時にぐっすり眠るためのヒントを紹介します。ゴール氏は腸に良いからと左向きで寝ることを提案しています。2006年に発表された論文によると、左向き寝は成人の胃酸の逆流を減らすのに効果的とのこと。Sleepopolisの編集責任者はいつ・どのようにして食事を取るかを改めることも大切だと強調しています。夕食を取ってすぐ横になるのはもちろんNG。

偏頭痛がつらい人はお待たせしました。ゴール氏が提示した対策は、毎日同じ時間に就寝・起床するようにして体内時計を正す、寝室はできる限り静かにする・暗くする、仰向けで寝て頭にかかる圧力を最小限にすること。2018年に発表された論文には「偏頭痛は深刻な睡眠障害(不眠症など)と関係がある」とあるので、何もせずにいるのは良くないと思われます。

YouTubeを見た多くの人が高く評価している

ここまで普通の風邪やインフルエンザに罹った時、腹痛や偏頭痛がする時の眠り方について、寝姿勢を中心にざっくり紹介してきました。ゴール氏は医学の専門家ではありませんが、寝具のプロとしてなかなか説得力のある説明をしており、YouTubeを見た多くの人が高く評価しています。今回の記事が体調不良時になかなか眠れない人の参考になれば幸いです。

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