48時間ごとに動き出すロボット芝刈り機、先行販売が好調 低騒音
GIGAMEN / 2020年6月29日 12時30分
「家の庭の芝生を手入れしないといけないが、その時間がもったいない」と感じる人なら手に入れたいと思うでしょう。米国発、48時間ごとに動き出すロボット芝刈り機「MowRo」の先行販売プロジェクトが今夏、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で公開されました。
ワイヤーの内側を刈り残しがないように動き回る
紙パック式掃除機からホースを除去したような形状の「MowRo」の使い方は次の通りです。まず庭の芝生に充電ステーションを設置し、屋外コンセントに接続します。次にステーションを始点・終点として、芝生の端に沿って境界ワイヤーを据え付けます。充電を終えたロボット芝刈り機のカバーを開き、芝生の面積と手入れの開始時刻を設定すれば、準備完了です。
「MowRo」は2日に1回、設定した時刻通りに動き出し、境界ワイヤーで囲んだ芝生を刈り残しがないように動き回ります。従来の芝刈り機とは全く異なり、ロボット芝刈り機なら人間は基本的に何もする必要はありません。芝刈りが完了する、または充電が切れそうになったり、雨が降り出したりすると、芝刈り機は自ら充電ステーションに戻ります。
騒音の大きさは従来の芝刈り機の3分の2程度
芝刈り機と言えば、うるさいモーター音のことを考えないわけにはいきません。しかし「MowRo」から出る騒音の大きさは58dBに抑えられています。58dBという値は、プロジェクトによると、従来の芝刈り機の3分の2程度です。近所から苦情が出る可能性を小さくしつつ、カーペットのように均一で美しい芝生を維持することができます。
「MowRo」先行販売プロジェクトは6月下旬現在、目標金額の3倍超に当たる6万2000ドル(約660万円)を集めています。時間と労力をかけずに済むことに加え、必要最低限の機能しか備えていないので、ロボット芝刈り機としては安価であることが人気の要因とみられます。先行販売価格は699ドル(約7万5000円)、日本への送料は267ドル(約2万9000円)です。
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