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LCCライアンエアー、ウィーン=ヘルシンキ直行便を開設

GIGAMEN / 2020年8月28日 12時30分

フィンランドの空港運営会社フィナビアは8月、欧州最大の格安航空会社(LCC)であるライアンエアーがオーストリアのウィーンとヘルシンキを結ぶ直行便の運航を開始したと発表しました。運航便数は週3往復、フライト時間は2時間30分です。

パンデミック以来初の新規乗り入れとなる

ライアンエアーがヘルシンキ発着路線を開設するのは初めて。同社は欧州でも猛威を振るう新型コロナウイルスの大流行が始まって以来、ヘルシンキ空港に新たに乗り入れる最初の航空会社になります(運航航空会社は傘下のラウダ)。ウィーン=ヘルシンキ直行便の開設時期は当初、今年の春でした。

ウィーンとヘルシンキを結ぶ航空会社はフィンエアーとライアンエアーの2社に増えました。両都市間の移動の選択肢に物足りなさを感じていた旅行者はLCCの進出を歓迎しているでしょう。またライアンエアーが今後、他の欧州主要都市(フランクフルト、マドリード、ブリュッセルなど)からヘルシンキに直行便を飛ばすことも期待されます。

フィンランド国内3空港が8月から再開

フィナビアはフィンランドのイヴァロ、キッティラ、クーサモ空港が8月から再開したと発表しました。フィンエアーは8月下旬現在、3空港とヘルシンキ空港を結ぶ国内線を運航中です。イヴァロとキッティラは北部ラップランド地方、クーサモは東部に位置し、いずれも例年の冬はスキーなどのウインタースポーツ目当ての旅行客で賑わっています。

なお、在フィンランド日本国大使館によると、8月24日から日本からフィンランドへの入国規制が再び実施されたとのこと。入国規制に関する最新情報は国境警備隊のホームページ(https://www.raja.fi/current_issues/guidelines_for_border_traffic)などで入手できます。

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