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手袋もカイロも不要!加熱パネル内蔵ダウンジャケットの人気沸騰

GIGAMEN / 2020年11月10日 12時30分

カナダ発、前面左右のポケットと背面上部に加熱パネルを内蔵し、スマホで温度調節することも可能な超軽量ダウンジャケット「SOL Heated Smart Jacket」の先行予約販売プロジェクトが今秋、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。

ポケット内側の素材は温かく肌触りの良いフリース

「SOL Heated Smart Jacket」の3カ所(前面左右のポケットと背面上部)には、軽量で柔軟な炭素繊維を用いた加熱パネルが埋め込まれています。前面のジッパーを開け、内側のすぐ手の届くところにあるボタンを3秒押すと加熱開始。更にボタンを1回ずつ押していくと、Low・Medium・Highの各モードに切り替わり、温度をそれぞれ40・45・50度に調節できます。

カナダ・アルバータ州のマイナス15度という環境でも暖かく感じるダウンジャケットは加熱パネル内蔵のフロントポケットに一段上の工夫がなされています。ポケットの内側が温かく肌触りの良いフリース素材になっているのです。ちなみに使い捨てカイロの平均温度は50度を少し上回るほど。もし出かける際にカイロや手袋を忘れても、手の冷えに悩まされることはありません。

スマホからも加熱パネルの操作・温度調節が可能

「SOL Heated Smart Jacket」は容量4000mAhのバッテリーとAC充電器付きです。バッテリーはダウンジャケット内側にあるケーブルとつなぎ、同じく内側にある専用ポケットに収納できます。バッテリーがフル充電されている場合、加熱持続時間は2~8時間。加熱温度を低く設定していれば、その分モバイルバッテリーとしてスマホを充電する余裕が生まれます。

Bluetoothでスマホと接続し、専用アプリからも加熱パネルの操作・温度調節が可能なダウンジャケットの先行予約販売プロジェクトは、目標金額の3倍超に当たる5万カナダドル(約400万円)以上を調達しました。冬の寒さが苦手という人が試しに着てみたくなる、都会にも大自然にも合うダウンジャケットは280人以上もの支援者をどれだけ満足させられるでしょうか。

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