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便利!自転車灯・読書灯としても使えるモバイルバッテリーが登場

GIGAMEN / 2020年11月27日 12時30分

英国のBuffaloGrid社は今秋、屋内外で使えるランプとしてもモバイルバッテリーとしても使える「Buffalito」の先行販売プロジェクトを米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立させました。

手元を照らす20ルーメンなら36時間使える

楕円形の「Buffalito」の大きさは10.4×3.4×3.1cm。手のひらサイズである上、シャツに取り付け可能なクリップ付きなので、持ち運びやすさに優れています。2900mAhという容量は心許ないと言わざるを得ませんが、無いよりはマシです。予備のモバイルバッテリーとして持ち運ぶと良いでしょう。

「Buffalito」を夜道で事故に遭うリスクを低減する自転車灯として使う場合、自転車のハンドル・サドルの下にマウントを取り付ける必要があります。クリップでリュックサックに取り付ける選択肢もあります。ランプの明るさは20~160ルーメンの間で調節可能です。手元をほんのり照らす20ルーメンに設定すれば、最大36時間使えます。

パッケージは読書灯のアームとベースに変形する

BuffaloGrid社は「Buffalito」が2個売れたら1個を充電ステーションが稼働しているインド・サハラ砂漠以南のアフリカの村々に寄付すると表明しています。村の真ん中で稼働する充電ステーションと「ランプ兼モバイルバッテリー」が揃うことで、労働者はスマホの充電切れも帰りの夜道も心配せずに済み、家に電気が来ない子どもは陽が沈んでも宿題ができるようになります。

「Buffalito」は余計な部品を付けることなく、読書灯として使えるように設計されています。「ランプ兼モバイルバッテリー」のパッケージは捨てる必要がありません。日本のN&R Foldingsが開発した段ボール製のパッケージは読書灯のアームとベースに変形するように作られています。アームにランプをはめこめば、立派なスタンドの出来上がりです。

10億人超が当てになる電力を利用できない現状

「Buffalito」の先行販売プロジェクトは、目標金額の約2倍に当たる2万3000ポンド(約320万円)以上を調達しました。Kickstarterでのキャンペーン終了後は、BuffaloGrid社の公式サイトから購入予約が出来るとのことです。「ランプ兼モバイルバッテリー」や10億人以上が当てになる電力を利用できない現状に関心のある人はbuffalogrid.comへ。

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