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売れ残りのダウンジャケットがフカフカの椅子に生まれ変わる 韓国

GIGAMEN / 2021年2月15日 12時30分

世界中のユニークなデザインにスポットライトを当てるサイト「designboom」は今冬、韓国・ソウルを拠点に活動するデザイナー、Yeon Jin Yeongさんが売れ残りのダウンジャケットを活用し、フカフカのアームチェアを製作したことを伝えました。

洗練されたデザインではないが、味わいがある

Yeonさんに売れ残りのダウンジャケットを提供したのは、韓国のデザイナーブランド「shirter」。4つのフロントポケットが印象的なグレーのダウンジャケットは、38万4300ウォン(約3万6000円)で販売されています(2月時点)。良質なガチョウの羽毛を使用していることから、非常に暖かそうに見えます。ただそれなりに人気がある衣服でも売れ残ることはあるはずです。

「廃棄されるはずだった新品のダウンジャケットに新たな価値を付与する」という立派なコンセプトに興味がなくても、フカフカのアームチェアでくつろげるというのは単純に魅力的です。既製品から作られているだけあって、ポケットや縫い目が目立ち、洗練されたデザインとはお世辞にも言えませんが、どことなく味わいのある感じがします。実際の座り心地を体感したいところです。

数カ月前にはアルミニウム縞鋼板から椅子を製作

ダウンジャケットからアームチェアを製作したYeonさんは昨秋にも「designboom」で取り上げられました。工場の床などで私たちが踏んでいるアルミニウム縞鋼板の模様に注目し、私たちが普段は気に留めない板を曲げ、グラデーションカラーを吹き付け、クールな椅子を生み出したからです。

Yeonさんの作品を見たい人は、インスタグラム(instagram.com/hang_jin_/)をチェックしてみてください。

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