検索するだけで植林に貢献できる独検索エンジンに注目してみた
GIGAMEN / 2021年4月7日 18時30分
GIGAMENは2019年11月、英国発の食べられるストロー「STROODLES」を取り上げました。そのWebサイト内のブログで、もっとサステイナブルになれるアプリの一つに、ドイツの検索エンジン「Ecosia」が紹介されていました。いったいどんな検索エンジンなのでしょう。
毎月5万トン以上のCO2を大気から除去している
PCから「Ecosia」にアクセスすると、検索バーに「Search the web to plant trees…」の文字が浮かんでいます。つまり検索すればするほど、地球環境を修復するための植林に貢献できるのです。検索エンジンが利益の8割以上をNPOなどに寄付してきた結果、アフリカなどで1億2000万本以上の木が植えられました(3月中旬現在)。
「Ecosia」はカーボンネガティブ(CO2除去量が排出量を上回ること)を実現しています。STROODLESのブログによると、ドイツの検索エンジンによる植林支援によって、地球温暖化の原因の一つであるCO2が毎月5万トン以上も大気から除去されているとのこと。なお、検索エンジンのサーバーは太陽光発電で生み出された電気で稼働しています。
「データを売らない」などプライバシー保護にも熱心
「Ecosia」は植林支援による地球環境の修復だけでなく、プライバシーの保護にも熱心に取り組んでいます。ユーザーの検索履歴を保存せず、どのWebサイトを訪れたかを追跡せず、データを広告主に売らず、検索履歴をSSLで常時暗号化しています。ドイツも加盟する欧州連合(EU)は個人データの取り扱いを厳しく規制しています。
検索するだけで植林に貢献できる「Ecosia」のURLはhttps://www.ecosia.org/です。iOSとAndroid向けのアプリも存在するので、植林支援に興味のある方はスマホやタブレットにインストールしてみてはどうでしょう。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国人研究者ら、火星での太陽高エネルギー粒子のエネルギー分布を完全構築
Record China / 2024年11月24日 5時0分
-
温室効果ガスの排出量がさらに増加 削減目標とのギャップが拡大傾向
ウェザーニュース / 2024年11月21日 11時0分
-
「シグナル」闇バイトに悪用されるアプリの正体 徹底したプライバシー保護姿勢が生まれた背景
東洋経済オンライン / 2024年11月6日 9時0分
-
Broadcom、VMware Cloud Foundation(VCF)によるプライベートクラウドプラットフォーム提供を通じて顧客のAI活用やデジタル主権、セキュリティの成果を拡大
PR TIMES / 2024年11月5日 19時15分
-
アメリカ、カナダ向け100USトン吊りフル電動ラフテレーンクレーン「EVOLT eGR-1000XLL-1」発売
PR TIMES / 2024年10月31日 17時15分
ランキング
-
1【セール価格記載】今買うべきお得な「PC用メモリー」はこれだ!
ASCII.jp / 2024年11月30日 7時0分
-
2イオンカード、不正利用に関するNHK報道を受け声明 「1日も速く調査結果を報告できるようにする」
ITmedia NEWS / 2024年11月29日 16時52分
-
3NHKのネット受信契約(案)が“ダークパターン”過ぎて見過ごせない件(前編) NHKの見解は?
ITmedia NEWS / 2024年11月28日 19時9分
-
4ローン・クレカ審査可否の背景が分かる 信用スコア開示サービスがきょうスタート
ITmedia NEWS / 2024年11月28日 13時59分
-
5「もう一度家を好きになりたいけど、増えるモノで埋まっていく」→プロに助けを求め9時間後…… 感動の景色に「やっぱ凄い」「素敵なお家」
ねとらぼ / 2024年11月30日 10時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください