スマホを見ずとも！健康的な習慣がつくれるペンダントに期する人続出

英国発、スマートフォンやスマートウォッチに頼ることなく、健康的で人間らしい習慣がつくれるようになる美しいペンダント「DayDisc」の先行販売プロジェクトが今春、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。

歯車の溝に球をはめ直し、習慣化したい活動量を把握

「DayDisc」はチェーン（紐）、歯車型のペンダントトップ、歯車の溝にフィットする球形ネオジム磁石からなります。ペンダントトップの外縁に並ぶ12カ所の溝は一見どれも同じに見えますが、対応する目盛りは時計回りで少しずつ長くなっています。強力な磁石入りの溝にはめ込む球の位置で、習慣化したい活動を1日の間にどれだけこなしたかを把握できるのです。

ペンダントトップと直径5mmの球の使い方は人それぞれです。もし筆者ならPCから離れ、瞑想、運動、勉強、散歩などをするたびに、球の位置を動かすでしょう。ただ、運動や勉強のやり過ぎなどで、心身がパンクしないように注意したいところ。自分が頑張り過ぎないようにこまめに休憩し、その都度球を動かし、しっかり休む習慣をつくるという使い方もありでしょう。

加工も仕上げも一級品。高額だが1600人超が支援

神聖幾何学を意識した「DayDisc」は99ポンド（約1万5000円）～と高額ですが、それには理由があります。金属（真ちゅう、スチール）に高精度の機械加工を施し、光沢を出す鏡面仕上げで完成となります。ネオジム磁石も高度な技術で歯車の溝に埋め込まれています。球は金、銀、ニッケル、ガンメタルの4個セットで、ペンダントトップの金属とチェーン（紐）は選択式です。

健康的な習慣づくりを助けるペンダントの先行販売プロジェクトは5月中旬時点で1600人以上が支援しています。目を疲れさせるスマホなどを見ることなく、習慣にしたいことを1日の間に何回行ったかが一目で分かり、球の位置次第で大きな達成感を得られるペンダントに支援が集まるのは納得です。唯一の問題は支援額に応じた返礼品の発送をさばき切れるかどうかでしょう。