LCCフライドバイ、欧州・エジプトネットワークを拡大 ソハーグ線など

アラブ首長国連邦（UAE）のドバイに本拠を置く格安航空会社（LCC）、フライドバイは7月15日からオーストリアのザルツブルク線、25日からエジプトのソハーグ線、31日からイタリアのナポリ線を開設しました。

UAE＝ザルツブルク間に直行便が飛ぶのは初

フライドバイはドバイ＝ザルツブルク線を週4往復（火・木・土・日）で運航開始しました。ザルツブルクに直行便を飛ばすUAEの航空会社はこれまでありませんでした。ドバイから6時間30分で到着するオーストリア中部の都市の観光名所はホーエンザルツブルク城、ミラベル宮殿、モーツァルトの生家などです。

ドバイとエジプト・シナイ半島南部のシャルム・エル・シェイクとソハーグを結ぶフライトは週3往復（火・木・日）で運航が始まりました。ドバイからソハーグに乗り入れている航空会社は7月末時点で他に存在しません。ナイル川が南北に流れ、多くの遺跡・修道院・博物館があるエジプト中部の都市を目指す旅行者にとって、ドバイに本拠を置くLCCの進出は朗報でしょう。

ドバイ＝ナポリ間を運航する航空会社も他にない

フライドバイはドバイ＝ナポリ線を週4往復（火・木・土・日）で再開しました。両都市間に直行便を飛ばしている航空会社も7月末時点でドバイに本拠を置くLCCのみです。ナポリはピッツァの本場であり歴史地区が世界遺産に登録されている港湾都市です。周辺には古代ローマ遺跡のポンペイ、カゼルタの王宮、アマルフィ海岸などの有名な観光地が点在しています。

https://news.flydubai.com/flydubai-to-naples-and-salzburg-from-july