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ルフトハンザ、エコノミークラス1列独占サービスを開始 一部長距離路線で

GIGAMEN / 2021年9月15日 12時30分

エコノミークラスでの長距離移動で横になって眠れるようになりました。ルフトハンザドイツ航空は8月から一部長距離路線のエコノミークラス利用者に限り、1列(3~4席)を丸々独り占めできる新サービス「スリーパーズ・ロウ」を開始しました。

サービス予約はチェックイン時か搭乗口でのみ可

「スリーパーズ・ロウ」利用者には、エコノミークラスの1列(3~4席)に加え、ビジネスクラスと同品質の枕・ブランケット・マットレスパッドが用意されるので、最終目的地に到着するまでの間、機内でゆっくり横になってくつろぐことができます。新サービスには特殊なシートベルトと安全に関する説明書も含まれており、「シートから落ちるのではないか」という心配は不要です。

ルフトハンザは「スリーパーズ・ロウ」をドイツと東アジア・米国西海岸・中南米・アフリカ南部を結ぶ長距離路線(フライト時間11時間以上)で提供しています。優先搭乗特典も含まれる新サービスを利用するには159~229ユーロ(約2万~2万9000円)を追加で支払う必要があります。ただし、新サービスの予約はチェックイン時か搭乗口でのみ可能です。

フランクフルトからサンパウロまでは約12時間

ルフトハンザは昨年末、フランクフルトとブラジルのサンパウロを結ぶ路線で「スリーパーズ・ロウ」のテストを実施し、利用者から多くの好意的な評価を得たとのこと。ちなみにフランクフルトからサンパウロまでのフライト時間は11時間50分で、ミュンヘンから米ロサンゼルスまでは12時間、フランクフルトからシンガポールまでは12時間50分です。

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