世界に散りばめられし荘厳なモスク10選（後篇）

空に向かってそびえ立つミナレット。旅につかれたそのハートをやわらかく包んでくれそうなドーム。そしてその地を訪れた名も無き旅人たちに封じられた心の迷いを解き放たんとし、ぜひとも訪ねてほしいモスク。

引き続き、前回から同じテーマで「世界のモスク」を前後篇の2回に分けて紹介しています。前回も最大級のモスクや、現在はカトリック大聖堂になっているものまで色々とみました。後篇となる今回も5つのモスクを紹介したいと思います。

筆者の独断で紹介したい世界のモスク

6.ZAHIR MOSQUE, MALAYSIA

マレーシアの都市アロースターの市街中心部にあるモスク。1915年に建造されました。玉ねぎ型の黒いドームと白いミナレットをもち、その美しさは世界でも知られています。

7.NUSRAT DJAHAN MOSQUE, COPENHAGEN

デンマークのコペンハーゲン郊外のビズオウアにあるモスク。北欧では初のモスクであり、1967年に設立されました。なんとも北欧っぽいモスクに感じるのは私だけでしょうか。

8.SULEYMANIYE MOSQUE, ISTANBUL

ブルーモスク同様、トルコのイスタンブールにあるスレイマニエ・モスク。このモスクは、礼拝堂のみならず、医学学校、病院、給食所、宿泊所、商業施など多くの付属施設を有しており、複合施設群を形成しています。

9.MARREE MOSQUE, AUSTRALIA

オーストラリアの南部の都市Marreeのモスク。このモスクが、オーストラリアでは初めて建造されたモスクとされています。写真を見て感じられるかもしれませんが、何ともオーストラリアっぽいモスクだと思います。

10.THE GREAT MOSQUE OF XI’AN, CHINA

中国の西安に存在するモスク。大通りに面しているわけではなく、見つけにくいかもしれません。西アジアや北アフリカでみられる石造やレンガ造りのモスクではなく、木造のモスクなのです。寺院のようですね。

いかがでしたか？今回は後篇として前篇とは少し趣の違う5つのモスクを紹介しました。旅行の選択肢の一つとして、検討してみてはいかがでしょうか。