AKB48 本田仁美が卒業コンサートを開催「私にはまだ叶えたい夢があります」矢吹奈子もサプライズ登場
GirlsNews / 2024年1月26日 14時44分
サプライズは続き、お笑いコンビのインディアンス・ニューヨークの2組がステージに登場。「めちゃくちゃかっこよかった!」「最高!」と口々に大絶賛し、インディアンスの二人は「(ユニットパートの)早着替えがすごすぎて!」「早着替えってあんなに早いんや(笑)」と興奮気味にコメント。そんな中、ニューヨークの屋敷裕政が「最初呼んでもらった時はただただ嬉しかったんやけど、コンサート観とるうちに4人震えてきて。こんな素晴らしいコンサートの中盤に俺ら出て大丈夫!?」と今の心境を明かすと会場も思わず笑いに包まれた。本田と共演しているTBSの番組『ラヴィット!』でお馴染みの“とんちんかんトリオ”のネタも披露し、ファンを楽しませた。
終盤に差し掛かると『Make noise』『僕たちは戦わない』というクールなダンスナンバーで会場の空気を一変。さらに『言い訳Maybe』や初代チーム8メンバー9名による『夢へのルート』など思い出の楽曲をたたみかけると、場内のボルテージも最高潮に。エンディングでは、本コンサートにお手伝いメンバーとして参加していた18期研究生の秋山由奈が「大好きな本田仁美さんの最後の大きなステージにご一緒できて本当に嬉しいです!」と語り、成田香姫奈が「私は後輩でいれた期間よりファンでいた期間のほうがはるかに⻑いんですけど、こうして最後に一緒にステージに立てる機会をくださって本当に感謝しています」と堂々とコメントする一幕も。本田のストイックな背中に憧れてきた後輩からの言葉に、本田も「二人はリハの期間にすごい上達が見えて、何曲も急遽覚えてもらいました。心強い後輩がいて、これからのAKB48はものすごく安心です!」と嬉しそうな表情を見せていた。そして『スクラップ&ビルド』で明るく本編を締めくくった。
アンコールでは、本田が歩んだ10年間のアイドル人生を振り返る軌跡映像が流れ、きらきらと輝く水色と白の卒業ドレスに身を包んだ本人がステージに登場。同郷の先輩・大島優子のソロ曲である『泣きながら微笑んで』を歌い上げ、こみ上げる熱い想いを歌声にのせて届けた。卒業スピーチでは「私はAKB48に加入した10年前、AKB48 チーム8という新しい土壌に種を植えてもらいました。地元の栃木県から毎週新幹線で東京に通って、さまざまな活動を通して貴重な経験をさせていただき、すべてが学びの毎日でした。ですが、なかなか握手会の数が伸びなかったり、一緒に頑張ってきた同期のメンバーがどんどん選抜メンバーに選ばれるようになって、種から小さな芽を出したものの、その芽は伸びず、それでも応援してくださるファンのみなさんの期待に応えられない申し訳なさで自分に自信を失ってしまったこともありました。でもみなさんは、ずっと変わらず私を信じてくださり、温かい日差しになってくださり、応援という栄養を与え続けてくれました。みなさんが降り注いでくださったたくさんの栄養のおかげで、私はまた大きな一歩を踏み出すことができ、小さかった芽はつぼみをつけ、花を咲かせることができ、そして今日を迎えられたと思っています。辛くて悔しくてたくさんの涙で前が見えなかった日もあったけど、今日私の目にはきらきら輝く夢と希望の光で溢れています。こんなにも素敵な景色の中で、世界にたったひとつの美しいドレスをまとい、大好きな人たちに卒業を見送ってもらえる私は本当に世界一の幸せ者です。そして、ファンのみなさんとともに、未熟な私を見守ってくださり、たくさんの愛を注ぎ、育ててくださった秋元先生をはじめ、スタッフのみなさん・大切な家族やお友達・共演者の方々など、お世話になったすべての方々に感謝を伝えたいです。私は明後日の劇場公演をもってAKB48を卒業しますが、私のアイドルとしての原点がAKB48であることは、これからも一生変わることはありません。秋元先生が紡ぎ出す唯一無二の世界観で、メンバーたちとパフォーマンスができた誇りと思い出を胸に、また新たな道を歩んで行こうと思います。私にはまだ叶えたい夢があります。秋元先生からも“本田の人生なんだから好きなことをしなさい”と背中を押していただきました。卒業発表をして約半年間、今後についてたくさん悩み考えたのですが、今日のステージを通しても思ったんですけど、やっぱり私はこうして歌って踊って、こうしてみなさんからの応援を受けることに幸せを感じて、一番大好きなことなんだなって思いました。挑戦することは怖いことでもあるけど、ほんの少しの勇気で想像もできないほど美しくて広い世界がたくさん見られるということをみなさんが教えてくださいました。だから卒業後も、みなさんの力で咲かせてくださったこの花を枯れさせたくないです。そのために卒業後は、少しだけ充電期間とお休みをいただきたいと思っています。ですが充電後は、また新たな本田仁美をお見せすることを絶対に約束しますので、少しの間だけ待っていてくださると嬉しいです。今日までの10年間、どんなときも味方でいてくれて、私の夢と希望でいてくださって本当にありがとうございました!」と一言一言に力を込めて語った。また、海外のファンに向けて韓国語と中国語でも感謝を伝えた。
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