STU48研究生による「僕の太陽」公演が初東京開催 フレッシュなメンバー8名が躍動

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ・STU48の研究生が11日、東京では初となる「僕の太陽」公演を池袋 Club Mixaで開催した。

STU48では2023年11月からスタートしている「僕の太陽」公演だが、東京での開催は今回が初となる。慣れない舞台であることに加え、いつもの8人とは異なるメンバー編成のため新ポジションでの挑戦を行ったメンバーもおり、開演前の控室は緊張と不安に包まれた。「緊張が止まらなすぎる」「心臓が取れそう」「背中に気合注入して」と、互いに口にし合うなかで迎えた本番だったが、研究生ならではのフレッシュで元気のいいパフォーマンスによって、会場はオープニングから熱気に満ち溢れた。

MCで、岡田あずみが「今日、初めて僕の太陽公演をみにこられた方、手を挙げてください」と問うと多数の手が挙がり、続けて「今日、広島からいらっしゃった方？」と問うと一人も手が挙がらなかったことにメンバーたちは驚きを隠せない様子で「え？？みなさんまさかの初見ですか？　初めての東京公演でお客様が来てくださるか不安だったのですがこんなにたくさんの方が来てくださり、そして広島以外の方がたくさんいることにビックリしました。本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。

新しいメンバー編成でのユニット曲を4曲続けて披露すると曽川咲葵は「緊張した〜〜。新しいユニットで新ポジションの挑戦頑張りました〜」とホッとした様子で笑顔を見せた。岡村梨央は「昨日から始まった私たち2.5期生とドンレミーさんとの上野でのコラボカフェ行ってくれた人〜？」と質問すると、客席からは「行ったよ〜」や「この後行くよ〜」の回答があるなどファンの方との会話も楽しんだ。

ラスト曲『僕の太陽』ではすべてを出しきり、会場を一つにした。初の東京公演とは思えないほど堂々としたパフォーマンスと、研究生らしいフレッシュで爽やかな笑顔によって、東京でのアピールに手応えを感じることができたようだ。

5月6日（月・祝）には東京・お台場特設屋外ステージでの研究生全員によるライブ「STU48 7th Anniversary 2.5×３LIVE TOKYO 2024」の実施が決まっており、さらにパワーアップさせたパフォーマンスで今後も瀬戸内の風を東京に吹かせていく。

終演後、控室に向かう中 New Wave Project YouTubeチャンネル登録者数を確認する2.5期生の4人。あと5人で１万人達成という数字を目の前にカウントダウンする中、見事１万人に達成。この日の観客が4人のステージ上からの呼びかけに答え帰路に登録してくれたのかもしれない。4人は抱き合い歓声をあげて喜び合った。