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人気コスプレイヤー・すみれおじさん、二度目の中国武術全国大会出場へ「下半身を鍛えた」

GirlsNews / 2024年7月12日 0時37分

人気コスプレイヤーの「すみれおじさん」が、7月12〜14日に東京体育館で開催される「第41回全日本武術太極拳選手権大会」に昨年に引き続き、2度目の出場をする。

同大会は素手で演武する徒手種目、剣や刀、槍などを用いる器械種目などの演舞を競い合う。今年は個人34種目に1,496人、団体4種目に合計54チームが集結した。本大会は日本代表選手選考も兼ねて行われる。すみれおじさんが出場するのは、女子伝統器械部門。武器を使った派手なパフォーマンスが期待される部門で、女性34名のなかで順位を競い合う。昨年は南棍部門で4位の実績を積んだ。今年は朴刀(プー・ダオ)と呼ばれる薙刀のような武器で出場する。

すみれおじさんは、ネクソンやサンボーン(散爆)などの企業専門のプロコスプレイヤーとして活動するほか人気ゲームのモーションアクターもしていることで知られる。そのほかに女優業、ロリータブランドをはじめとしたアパレルモデルもしているマルチタレントだ。最近では獣医師の佐藤貴紀氏とともにペット業界での活動もはじめている。

学生時代に事故で右腕を複雑粉砕骨折したことから、現在も腕を完全にまっすぐ伸ばすことができないハンディキャップを背負いながらの参加。2020年7月から中国武術を始めた当時は、運動をほとんどしたことがなく全く動けなかった。医者からも激しい運動は難しいと言われていたが、2023年から頭角をあらわしはじめ、5月には地方大会の女子の部で3位入賞を果たし、今年の地方大会では男女混合の器械部門で5位入賞の実績を残している。

すみれおじさんは「昨年度は歩型(下半身の型)がきちんと出来ていなかったので、この1年間はなるべく下半身を鍛えるようにしていました。大会に出場する選手のみなさんは、幼少からやっていたり厳しい練習を経てきたスペシャリストばかりです。小学生でもとんでもない演武をするレベルで、本当に仙人のような人しかいない。一方で、私のように数ヶ月に1回のペースで新しい武器に挑戦するタイプはあまりいないと思いますし、今回出場する朴刀もまだ始めてから半年くらいしか経っていない。もう胸を借りにいくだけですが、私なりの全力を出し切ってきます」とコメント。

女子伝統器械部門は7月12日、12:56~15:12に行われる予定。

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