素敵に見せるのではなく「見える」|人気スタイリスト・樋口かほりさんの「コーディネート理論」
GISELe / 2021年7月3日 21時0分
見せるのではなく「見える」。そんなさりげないワザが効いたスタイリングで、毎号反響を呼ぶスタイリスト・樋口かほりさん。過去に手がけたスタイリングをもとに、そのファッションセオリーをあらためて解剖。リアリティのあるスタイルを生み出すうえで大切にしている「言葉」をワードローブづくりのヒントに。
※クレジット表記のないものは、すべて樋口さん私物です。
BACK ATTITUDE
「デニムは前より後ろ」
ヒップやパッチなど、服の中でもとくにデニムは後ろが絵になる服。右の写真はヒールまで赤いサンダルにしたり、ヘアにリボンを飾ったり。顔が見えないぶん、「何が好きな人か」を感じさせる後ろ姿を意識的に表現しました(樋口さん)
RED
赤は「とっておく」
いつもはベーシックな色を好む人が、ある日突然赤をさらっとまとう姿には、ドキッとさせられるものがある。だから私の中では、赤=いざというときの色。シンプルなデザインを選ぶなど、無理のない取り入れ方が大事だと思います(樋口さん)
POWER OF WHITE
白はある意味「派手な色」だから
清潔感や知性のある白は、同時に緊張感のある色。白シャツなど正統派なものだとその印象はさらに高まる。ALL白ならなおさら。Tシャツやあえてストラップつきのパンツなど、なるべく「隙がある白」を選んでいます(樋口さん)
TUCK - IN
あなどるべからず「タックIN」
撮影中、何かしっくりこないと思ったら、新たに足すよりもすでにあるものを「ひねる」ような発想で解決することが多いです。タックINもその1つ。ハイウエストパンツやベルトに頼らずにスタイルUPが見込めます(樋口さん)
☑さらにスタイリスト樋口さんによる
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スタイリスト・樋口かほりさんの「スタイリングテクニック」8つのセオリー
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