新鮮!「ゆるくかぶせるニット」スタイル実例集
GISELe / 2020年12月10日 17時0分
ニットを「かぶせる」という提案。相乗効果で見慣れたアイテムに新たな表情を生み出す4パターンを紹介。テイストのシフト・抜けづくり・スタイルアップにつながる実例集。
【画像一覧】すべてのスタイリング
+ LONG DRESS
「よく見たワンピをまだ見ぬ姿へ」
1枚でも成立するシンプルなワンピースに、あたたかみと変化を加えたいときに。ライトな1枚も、マンネリぎみの1枚も、「かぶせる」だけで新たなスタイルが見えてくる。
01. + NAVY KNIT DRESS
「わずかな抑揚=ほぼワントーン」
暗色どうしの重なりでつくる間のびさせない奥行き
タートルネックニットポンチョ 26,000円+税/ジェーン スミス(UTS PR) ワンピース 49,000円+税/エイトン(デミルクス ビームス 新宿) ピアス 1,700円+税/アネモネ(サンポークリエイト) ブーツ 155,000円+税/サントーニ(リエート) ネイビーのニットワンピースとダークグレーのポンチョ、近いトーンの異なる色を重ねることで深みが増す。シックなムードはそのままに、ニットの重みを生かして凹凸のあるスタイルを形成。
02. + SILK CUT & SEWN DRESS
「ナチュラルな白にいい重み」
心地よい白とあたたかみのある黒の季節感に応じたモノトーン
ニットベスト 7,000円+税/rienda(バロックジャパンリミテッド) ワンピース 32,000円+税/ハクジ(エディットフォールル) バッグ 18,000円+税/マロウ(4K) シューズ 15,000円+税/ジェイヴイエーエム(ビームス ライツ 渋谷) なめらかな薄手ワンピースにはニットの厚みを重ねて、冬にそなえた装いにシフト。深く切り込むサイドのスリットのおかげで、重厚な黒を重ねても窮屈さを感じさせないモノトーンに。
03. + LAYERED DESIGN
「もとからセットの安定感」
重ね方に悩まなくていいベストとワンピのセットから
レイヤードニットドレス 32,000円+税/レルディ(トヨシマ) ハット 27,000円+税/シャポー ド オー(Chapeaud d O東急プラザ銀座店) ブーツ 38,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) ケーブル編みのタートルネックニットと、Vネックのワンピースのセット。一見凝ったレイヤードも、あらかじめセットなら手が届く。白どうしだから主張をおさえてシンプルにまとまり、ウールハットで顔まわりにアクセントをつけてもいやみなく着飾れる。
+ STICK PANTS
「シャープなパンツを呼び覚ます」
気になるパーツを隠してくれることを理由に、ロングワンピやBIGシャツに頼りがちだった細身ボトム。これからは余白のあるニットも手段の1つに加えたい。手始めに質感の異なる3タイプのパンツで検証。
01. + FORMAL PANTS
「ストイックな黒を包むように」
シャープなサテンの口実はグレージュのやわらかさ
ニットポンチョ 30,000円+税/ロベルト コリーナ×デミルクス ビームス(デミルクス ビームス 新宿) プルオーバー 19,000円+税/nagonstans パンツ 45,000円+税/ハーヴェルスタジオ(アルアバイル) バッグ 42,000円+税/ジェームス パース(ジェームス パース 青山店) シューズ 15,910円+税/コス(COS 銀座店) 光沢のあるパンツは、長め丈のポンチョを重ねることで、細身でも抵抗感をおさえられる。サイドからのぞく腕も女性らしさに貢献。
02. + KNIT SKINNY PANTS
「タイツ的ニットでそぎ落とす」
広がりのある白の浮力をタイトなブラウンで支える感覚
ニットポンチョ 29,000円+税/アンフィル(ビームス ライツ 渋谷) シャツ 38,000円+税/イン(ブランドニュース) パンツ 15,000円+税/エイトン(ATON AOYAMA) ブーツ 37,000円+税/DIESEL(DIESEL JAPAN) ロングシャツのふんわりとした広がりとそでを通さないポンチョの開放感との対比によって、ひざ下をきゃしゃに見せるバランスに着地。白のレイヤードはサイドから見ても表情豊か。
03. + LEATHER STIRRUP PANTS
「暗色どうしだからいいツヤ感」
レザー風トレンカの強さも維持できるトーンを落としたニットを採用
タートルネックニット 30,000円+税/チノ(デミルクスビームス 新宿) Tシャツ 9,000円+税/kei shirahata(styling/) パンツ 24,000円+税/ヴェニット(ハルミ ショールーム) バッグ 16,000円+税/ル・ベルニ(キャセリーニ) パンプス 14,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) ボリューム感を手軽に足せるハイネックのベストで目線を上に誘導。暗色どうしで色の境界線を極力なくせば、タフなトレンカも目立ちすぎず日常になじむ。
+ VOLUME FLARE
「短くかぶせてそぎ落とす」
色、素材、シルエット。いろんな意味で存在感のあるフレアシルエットを軽快に見せるために、引き算するのではなく、むしろ「足す」。ただし視線を上げてくれる「短め丈」のかぶせるニット限定で。
01. + KHAKI SATIN
「軽妙なベージュで迫力を緩和」
やわらかいベージュの2乗で強気なサテンをカジュアルダウン
タートルネックニットベスト 12,400円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) プルオーバー 16,000円+税/ヘリテノーム(ガリャルダガランテ 表参道店) スカート 38,000円+税/イン(ブランドニュース) バッグ 25,000円+税/VIOLAd ORO(アンタイトル) ブーツ 35,000円+税/DIESEL(DIESEL JAPAN) 締めつけ感のないデザインのニットベストが、光沢あるボリュームスカートの力みを抜きつつ、スタイルに抑揚をつける。
02. + BLACK PLEATS
「黒の違いで印象操作」
異なる素材と丈をとり合わせて単調なワントーンにムードをつくる
タートルネックニット 16,000円+税/エリオポール(エリオポール代官山) スエット 17,000円+税/ユニオンランチ(サザビーリーグ) パンツ 30,000円+税/ENFOLD バッグ 9,500円+税/アンタイトル ブーツ 45,000円+税/nagonstans フロントは短くバックは長い、レイヤードに好都合なデザインのタートルを重ねればスエットの背筋も伸びる。スカートのように見えるフレアプリーツの華やぎが、ALL黒でもモードになりすぎない着こなしを実現。
03. + BROWN COTTON
「さらに抜けを生む部分的なカット」
重ねるならセンシュアルなトップスを高めるデザインを
ニットベスト 19,000円+税/nagonstans トップス 2,500円+税/AG バイ アクアガール スカート 23,000円+税/デミリー(サザビーリーグ) ピアス 16,000円+税(片耳)/ファリス(シティショップ) バッグ 15,000円+税/メゾンヴァンサン(新宿高島屋 シーズンスタイルラボ) ブーツ 30,000円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 白という色みに加え、サイドのカッティングからのぞくシアーなトップスによって、スカートの重みを感じさせない。
+ MENS LIKE PANTS
「メンズ風パンツにやさしさを」
タフなパンツに品のよさが欲しいときも、スタイリングの表情がやわらぐニットをかぶせるひと手間が有効。ポインテッドトゥやきゃしゃなヒールなど、シャープな足元なら、さらに女っぽくシフトできる。
01. + GLOSSY TROUSERS
「フォーマルな光沢感をならすために」
硬派なサテンの主張をおさえるアシンメトリーの躍動感
タートルネックニット 18,000円+税/リリカ(アーバンリサーチ ロッソ ルミネ新宿店) シャツ 45,000円+税/スタジオ ニコルソン(キーロ) パンツ 23,000円+税/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア) パンプス 18,000円+税/Dhyana(MIKIRI) 右はそで、左はサイドが開いた技ありのデザインニット。その不規則なラインによって印象がマイルドに落ち着き、ハンサムからレディにシフト。
02. + WORK TASTE
「無骨な黒の空気を変える」
ゆったりとしたフォルムでもキレがいい真逆の性格の2色をぶつける
ニットケープ 38,000円+税/ニアバイミー(ビームスライツ 渋谷) シャツ 23,000円+税/BLACK BY MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) パンツ 26,000円+税/nagonstans バッグ 18,800円+税/YAHKI(ショールーム セッション) ブーツ 25,000円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) ワークパンツ風ボトムのワイルドさを、柔和なベージュでほぐすように。ケープのサイドにほどこされたリボンの「結ぶ・ほどく」で印象チェンジ。
03. + HALF LENGTH
「ハーフパンツにも手が届く」
立体感と重厚感を利用したアクティブな丈を試すきっかけ
ニットベスト 12,800円+税/シップス エニィ × オールドダービーニットウェア(シップス エニィ 渋谷店) シャツ 20,000円+税/ELK(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) パンツ 12,000円+税/スローブ イエナ(スローブ イエナ 自由が丘店) パンプス 14,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) カバー力のあるロングシャツのすそが好都合。カジュアルに傾きがちなハーフパンツには女っぽく振り切った足元がベター。
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