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マンネリを「生かして変える」|スタイリストが指南する「+1の解決法」 

GISELe / 2021年8月1日 18時0分

ベーシックがうまい人の「なくてはならないもの」

四季の中でもマンネリを感じやすい、重ね着いらずで完結する夏。そこでGISELeスタイリストが実践するアイディアを拝借し、過去号からシンプル服のアレンジ例をご紹介。
※コーディネートの写真は過去のGISELeで紹介したものです。


01.
白Tに何かが足りない...
➤【白サングラス】でグラデーション

「気楽なTシャツ姿にクセが出る、キャットアイサングラスが気になります。どちらも白を選べばまとまりよく、エッジィな要素が入っていながらもシンプルにおさまる」(樋口かほりさん)


02.
飾らずにドレスアップしたい
➤【シルバーの揺れ感】を味方に

「ロングネックレスで無地の黒を格上げ。ゴールドほど華美じゃないシルバーなら、シンプルな服ともなじみがよく、ゆれ感によって品と女性らしさを演出できます」(岩田槙子さん)


03.
シャツの着幅を広げたい
➤【細い黒のサスペンダー】を

「白トップスに黒のサスペンダーを加えれば、配色にもさりげなくコントラストがついて新鮮に。紳士なイメージのサスペンダーも、白Tではなくシャツへの足し算ならレディな仕上がり」(岩田槙子さん)


04.
気楽なスエットを正したい
➤【夏のレオパード】が女らしさを補完

「レオパードのアクセントで、無骨なスエットにキレと女らしさが。秋冬のレオパードとはひと味違うドライな風合いなら、ほっこりしすぎず辛口すぎず試しやすいです」(出口奈津子さん)


05.
ゆるいワンピをシャープに
➤【スクエアバッグとジレ】を投入

「角のあるバッグが入ると、緊張感が加わり全体がまとまります。ただし、それ1点だと存在感が強すぎる場合も。同色のジレで視線を分散させるとバッグの主張がマイルドに」(樋口かほりさん)


06.
ニットを涼しく見せる+1
➤仕上げにフレッシュな【ビーズアクセ】

「ニットの盛り上げ役として、この夏はビーズアクセに注目しています。赤やピンクなどのつやめく色が首元に入ると雰囲気が一変。海を感じさせるリラクシーな見た目に」(岩田槙子さん)


07.
白をのっぺり見せたくない
➤メリハリ役に【小さくイエロー】

「厚みのあるニットを肩がけして目線の上がるポイントをつくると、自然な抑揚が生まれてALL白ものっぺり見えにくくなります。白と親和性の高いイエローは今季、さし色としてもおすすめです」(渡邉恵子さん)


08.
グレー1枚だとちょっと地味...
➤【パールとシルバーの合わせワザ】

「こなれたムードの薫るグレーTですが、場合によっては地味に見えることも。パールの愛らしさとシルバーのモード感が手早くかなうコンビネックレスで顔まわりに主張を」(高木千智さん)


09.
キレイなムードのままハズせる
➤【ギークな細縁眼鏡】を一点投入

「美人度の高い黒×ベージュ配色のバランサーとなるのは、キャッチィな眼鏡1つ。カクカクとしたレンズと眉が隠れるサイズがハズしとなり、まじめな中にも親しみやすさがかないます」(出口奈津子さん)

▼関連記事
【ずっと使える】オシャレが上手くなる「26コーディネート法則」



STYLIST MEMBER

渡邉恵子さん
「カジュアルなのに女っぽい」「キレイなのに抜けもある」、絶妙なさじ加減のセレクトと合わせ技に定評あり。


樋口かほりさん
肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングが人気。リアリティのあるアイテム選びは必見。


岩田槙子さん
まじめにもモードにも転ぶ、柔軟性の高いキレイめスタイルが鉄板。大人も使いやすい旬アイテムの提案にも注目。


出口奈津子さん
GISELeでは定番服を比較する企画を担当することも多く「使えるブランド」を熟知。遊びある小物づかいも得意。


高木千智さん
キレのあるハンサムな装いが得意。自身もメンズ服をとり入れることが多く、シンプル服のこなし方を心得ている。

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