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スタイリストはココを見る丨パンツ選びの「ズレを無くす視点」

GISELe / 2021年8月22日 20時0分

パンツスタイルのインスピレーション

さまざまなモデルの体型に合わせて、ピッタリなパンツを起用するスタイリストたちが見ているポイントとは? いいなと思っていざ穿いてみると、何となくしっくりこない。そんなパンツ選びで生じる「ズレ」やストレスからも解放される、パンツの選びと着方に出会えるアイディア集。

※コーディネート写真は過去のGISELeで紹介したものです。

METHOD
GISELeスタイリストに聞き込み!
パンツ選びの「見どころ」 せっかく買うなら、長く付き合える「間違いのない1本」を選びたい。そこで、パンツを選ぶ際に意識して見るべきポイントをスタイリストに聞き込み。

01.
「靴に合わせて」丈感を吟味

「身長が高くない私はパンツの丈にかなりのこだわりが。ヒールメインで合わせるなら、地面から3〜4cm離れるように丈つめを。逆にローファーやスニーカーなど重めの靴に合わせて使いたいパンツは、すそがぶつかってもたつかないように短めを選びます」(岩田槙子さん)


02.
即さまになるのは「ドライな質感」

「困ったときについ手にとるのは、リネンやサマーツイードなど涼しい素材を用いたパンツ。デザイン自体はシンプルですが、コットンパンツとは違う特有のシャリ感が少しドレッシーな印象を演出してくれるから、ふつうのTシャツ合わせで事足りる」(渡邉恵子さん)


03.
一石二鳥な「ベルトつきパンツ」

「今季は例年になくウエストにデザインの効いたパンツが豊作。なかでも、気になるのはベルトつきのハイウエスト。ベルトで締めることでより腰の位置を高く見せられるし、あっさりしがちな夏のワンツースタイルにエッジをプラスできて便利」(出口奈津子さん)



04.
「極端に長い黒」=ほどよいモード感


「キレイめな素材×シックな黒で、迫力のあるシルエットを試したい。デザイン自体はミニマルながら、ボリューミィな形はモード感抜群。写真のようにカジュアルなニットタンクや幅広シャツも、こういう黒パンツを合わせるだけで辛口な仕上がりに」(樋口かほりさん)


05.
「気の利いたデザイン」が決め手に

「脚線をまっすぐ見せるセンタープレス入りか、ヒップをカバーできる後ろポケットつきか、足元に抜けを生むスリット入りかなど、細部もしっかりチェックします。スタイルアップの一助になる配慮があるのとないのとでは、実際にはいてみると全然違う」(岩田槙子さん)


06.
甘いカラーは「紳士な形で」

紳士のスラックスみたいな「ストレート以上テーパード未満」の先細シルエットなら、カジュアルに使えるうえ美脚効果もかないます。とくに惹かれたのは、メンズライクな形にシュガーピンクを落とし込んだ、ラフさと甘さの加減が絶妙な1本。(渡邉恵子さん)

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>>先へと続いていく「今だけじゃない白パンツ」の条件

多彩なローヒールシューズとの合わせで、スタイルのキープ力&着まわし力を実証。

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