いろいろムダがない。ヘッドを固定したままロボット・アームで台座を動かす3Dプリンター

GIZMODO / 2018年7月1日 15時0分

180629_printer Image: Computational Design and Fabrication Lab TU Delft/YouTube

原理としてはソフトクリーム屋さんみたいなモンです。

これまで3Dプリンターというと、ヘッドが動いて木の年輪のように素材を水平方向に重ねて立体物を作っていましたよね。ですがデルフト工科大学が、逆にヘッドは固定して、サポート材なしで台座を自由自在に傾けて印刷する3Dプリンター「Support-Free Volume Printing」を研究しているんです。

しかも台座になるのは、正確無比の動きをこなす工業用ロボット・アーム。なかなかのコペルニクス的転回ではないでしょうか?

印刷中のオブジェクトは斜めにしても大丈夫

これだともっと複雑な形状も印刷できますし、プラモデルでいうところの“ランナー”である別の部位と仮止めする「サポート材」もグっと減ります。つまり時間も素材も節約できるんですね。

印刷は闇雲に行なっているのではなく、元になるモデルをアルゴリズムがメッシュ状に再構築し、それをどういう角度で層を重ねていけば良いのかを計算しています。

映像で見たウサギは足元から上にいくに従い、頭と背中の2方向へと頂点が分かれていきました。これは従来のプリンターではできませんでしたし、多少なりとも自然な形に見える気もします。

かつては、AR越しにプロトタイプを3Dプリントさせるロボット・アーム「RoMA」という技術もありました。アチラは台座が固定で、アームがヘッドになっていましたがそれとは反対の発想ですね。

この3Dプリンターは、8月にバンクーバーで開催される「SIGGRAPH 2018」に出品されるとのこと。果たしてどんな反応が見られるでしょうか?

台座もヘッドも動いたら…ってあんまり意味ないですかね。

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(岡本玄介)

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