マイナンバーカードもiPhoneで。iOS 13ではNFCによるIDスキャンがさまざまな国で利用可能に

GIZMODO / 2019年6月19日 11時5分

190619_iphomne_nfc Image: hurricanehank / Shutterstock.com

日本政府やるな〜。

東京での普及率も低く、政府も普及に乗り出しているマイナンバーカード。なんとiPhoneのNFCでマイナンバーカードの読み取りが可能になり、本人認証として使えるようになるようです。

iPhoneをもって市役所や銀行、病院に学校、果ては空港へ...。導入は秋以降のようですが、2020年の確定申告には間に合うかもしれませんね。米GizmodoのSam Rutherford記者からの報告です。

NFCチップって...実はiPhone 6から組み込まれてたんですよね。でもこれまでApple(アップル)は、このNFCをApple Payでの支払いのみに限定していました。ですがiOS 13から、AppleはNFCの使用を他のアプリにも拡大しています。その肝心のiOS 13を一般が使えるようになるのはこの秋から。でもでも、NFCに対応する国には、日本も含まれる模様。アプデのあかつきには、iPhoneを使ってNFCで「マイナンバーカード」をスキャンできるようになるとのこと。

日本経済新聞は、マイナンバーカードのスキャンがiPhoneで可能になると報じています。これで本物のカードを持ち歩かなくても、iPhoneにはいってるカードが物理カードの代わりになり、お役所等で使えるようになる、ということのようです。すでにギズモード・ジャパンでもお伝えしている確定申告だけでなく、医療分野ほか、さまざまな場面での利用も期待されます。

すでに日本では、Androidでは同様の機能は使えるようになっていましたよね。iOS 13からはiPhoneにすでに搭載されているNFCチップの機能が大幅に拡大されるため、これでiPhoneユーザーも、晴れて身分証明書が必要なトコで「iPhone持っててよかった」と言うことができるようになるのです。

日本に続いてドイツでも、身分証明書の読み取りが可能になると、ドイツのMacのまとめサイトMacerkopfが伝えています。ドイツの連邦内務省は、現在ドイツで使用されている「AusweissApp2」という身分証明書アプリをiOS 13ではアップデートする予定とか。アップデート後にはAppleのApp Storeからアプリをダウンロードすることにより、iPhoneを使った身分証明書の読み取りが可能になるよと宣言しています。

さらに、ドイツの連邦内務省では、空港でのセキュリティチェックを簡易化できるように、今回のiOSの更新によりNFC対応となることで、iPhoneでAusweiss(ID)やePass(パスポート)、eVisum(ビザ)といったサードパーティ製アプリの使用も可能になるとしています。これでドイツでもiPhoneがさらに便利になるようですね。

ついにAppleがApple Payのしばりをといて、NFCチップのもてる力を解き放つときがきたのかという感はあります。だって同じ機能はAndroid 携帯ではずいぶん昔から使えてましたから。AndroidのNFCにはGoogle Payに限定なんていう足かせはついていませんでしたからね..。

身分証明書のスキャンがAndroidだけでなく、iPhoneでもできるようになるということは、いろんな人にとってうれしいことですよね。Brexitで揺れるイギリスなんか特に、Brexit後にEU出身者が適正な滞在資格を届出することになってる大事なアプリがiPhoneに対応していなくて、Android携帯の需要が急上昇してました。そんなこともなくなる日が近いのでしょうか。がんばれイギリス政府。

現在のところ、マイナンバーカードのスキャンがいつからできるか、その時期については、まだ明らかになっていませんが、iOS 13がリリースされるのはこの秋。リリース後にすぐに使えるようになると便利ですよね。

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