【閲覧注意】電子タバコが口の中で爆発、歯が…歯が…!

GIZMODO / 2019年6月29日 22時0分

190625_vape Image: Shutterstock

治療費とか大変だっただろうな…。

アメリカに住むティーンエイジャーが、電子タバコが原因で口と顎に大きな怪我を負いました。なんと、口にくわえていた状態で電子タバコが爆発。トップ画像のように、レントゲン写真を見るだけで顎を抑えたくなるような惨状になってしまったのです。

この事故を報じたLad Bibleによると、被害にあったのはネバダ州イーリー在住のオースティン・アダムズさん(17歳)。母親であるカイラニ・バートンさんは、オースティンさんに禁煙させようと電子タバコを買い与えたところ、その電子タバコが爆発したのだそうです。

17歳の息子が喫煙しているという事実はどうかと思いますが、それにしてもこの禁煙方法は…。まぁ、母親は意図してないですけどね。

爆発によって負傷したオースティンさんは、5時間かけてソルトレイクシティにある第一小児病院まで車で運ばれたそうです。事故について母親のカイラニさんはNBCニュースに次のように話しています。

「オースティンは口に手をあてて入ってきました。彼はショックのあまり口がきけなかったんです。」

ショックだったのか口が開かなかったのかは定かではありませんが、オースティンさんの歯茎には穴があき、数本の歯がなくなっていました。それだけではなく顎は骨折していました。爆発を考えれば何ら不思議はありません。

3b343d705d0b8316138893272a0a72b4 Image: New England Journal of Medicine via Lad Bible

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彼を治療した小児耳鼻咽喉科医のジョナサン・スキルコ医師は、「組織が蒸発してしまったようでした。」と話しました。

「彼の怪我は広範囲に及んでおり、歯が数本失われていました。歯が生えているべき歯茎線の軟部組織もほとんどありませんでした。これまでに多くの顎の骨折を扱ってきました。グリズリーベアに襲撃されたり、バイクの事故だったり、いろんな事例を見てきましたが、電子タバコの爆発は初めてです。」

スキルコ医師は、ニューヨーク・デイリー・ニュースの取材にこう答えました。

この事故は2018年の3月に発生し、最近になって詳細がNew England Journal of Medicineに掲載されました。

オースティさんの怪我の治療は、歯茎のラインを縫い合わせ、顎の骨に沿って皿を合わせるといったもの。それに伴い、顎を6週間も閉じていなくてはならなかったため、流動食だけで過ごしたそうです。

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルによると。アメリカ全土で発生した電子タバコの爆発事故は2015年から2017年の間だけで、2035件にものぼったそうです。

しかし、だからと言って電子タバコすべてが危険だとは言えません。というのも、

研究によると、電子タバコは従来のタバコの喫煙よりも有害性が95パーセントも低いというのです。そこで、英国公衆衛生改善局のジョン・ニュートン教授は次のような意見を述べています。

「電子タバコの安全性に誤った不安を持つことで、電子タバコの助けを借りて禁煙できるであろう何千人もの現役喫煙者がチャンスを逃してしまうなら、それは悲劇としか言いようがありません。喫煙者には、電子タバコが従来のタバコよりも害が少ないことを念押ししたいです。」

今までにも、何度かギズは改造された電子タバコによる事故を伝えてきました。今回の電子タバコが改造されていたものなのかどうかは明記されていませんが、「怪しい」「疑わしい」という表現はありました。電子タバコはきちんとしたものを買えば安全で、禁煙効果も高いとのこと。事故が原因で禁煙に躊躇する人がでてきたら残念です。

ちなみに、オースティンさんはこの爆発事故以来、タバコを1回も吸っていないとのこと。まぁ、6週間も流動食だったくらいなので当然だと思いますが。

とりあえず、母親の願いは通じた、のかも…? もちろん子供にこんなハードな形で学んで欲しかったなんて思っていなかったはずですが。

Source: Lad Bible

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