SpaceXの次世代ロケット試作品、3度目のテストも失敗に

GIZMODO / 2020年4月6日 22時0分

1 Gif: NASASpaceflight via GizmodoUS

宇宙は遠い。

宇宙。それは空を見上げるだけで星が見える身近な存在でありながら、その星に手を伸ばそうとすればとてつもなく遠くにいってしまう存在。近づいたと思った次の瞬間には、また手の届かない場所へ。存在の大きさと遠さを再認識せざるをえないのが、宇宙へ向けたさまざまなテストの失敗結果ですよね。SpaceXの次世代ロケットが、極低温タンクテスト中に崩れ、失敗したことがわかりました。以下、NASASpaceflightが撮影した崩壊時の映像です。

テスト中に崩壊したのは、SpaceXのStarshipプログラムで使われる次世代ロケットSN3の試作機。テストは、アメリカ現地時間で4月3日の明け方、テキサス州ボカチカにあるSpaceXの試験場で実施。タンクに液体窒素を注入している途中で爆発が起き、タンクが崩れ落ちました。

Morning shot of the SN3 aftermath. #SpaceX #BocaChica #Texas #Starship pic.twitter.com/YneS6aGe2R

— LabPadre (@LabPadre) April 3, 2020

Starshipプログラムは、人や物資を地球周回軌道、月、火星に運ぶプロジェクト。ロケットは最大で一度に100人まで乗船可能だといいます。昨年スタートしたプログラムですが、実は今回で3度目のテスト失敗。昨年11月には、試作機Mk1は低温圧テスト中に爆発(上部のフタが飛んでいった…)して失敗。今年2月には試作機SN2が同じく低温圧テスト中に、ベース部分が爆発して失敗。そして今回で3回目。約5ヶ月間の間に失敗3回となると、現場にはなかなか厳しいムードが流れているのではないでしょうかね。

イーロン・マスクCEOは「(低温テスト前に)SN3は周辺温度・圧力テストにはパスした」とツイートしており、テスト設定値のミスの可能性もあるとのこと。いづれにせよ、担当チームは現在、原因究明に全力をあげているとのこと。

宇宙はやっぱり一筋縄ではいかないんだなぁ。

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