英国の2021年記念硬貨、H.G.ウェルズ記念デザインにおかしいところがあるぞ

GIZMODO / 2021年1月10日 16時0分

210108coin Image: Royal Mint

おっと…。

今週、英国の王立鋳貨局は女王や作家のサー・ウォルター・スコットなどを称える5種類の記念硬貨を発行しました。このところ毎年恒例となっていた記念硬貨の発行ですが、今年のコレクションは物議を醸してしまった模様。というのも、後世に多大な影響をもたらしたH.G.ウェルズの没後75年記念コインの絵柄には、あってはならないデザイン上のミスが存在していたのです。

コインの絵柄にあったミスとは?

ウェルズのファンたちがまずSNSで取り上げたデザインミスのひとつは、『宇宙戦争』の侵略する火星人たちの3本脚の戦闘マシン「トライポッド」が4本脚として描かれていた点。それよりも目立たないミスで、『透明人間』の帽子の描写を問題視するファンもいました。

ウェルズの伝記の著者でH.G.ウェルズ協会の副会長であるAdam Roberts氏はウェルズが称えられたことは素晴らしくても、トライポッドの間違いは「理解しがたい」とGuardian紙に語っています。同氏によれば、透明人間が「明らかに紳士らしくない」雰囲気の「つば広帽子」を被っていたとのこと。しかし硬貨に描かれていたキャラクターは、スーツを着て頭があるはずのところにシルクハットをかぶっていました。

原因はアーティストの独自解釈

王立鋳貨局はGuardian紙に対して間違いを認めはしなかったものの、「硬貨には、デザイナーChris Costello氏が想像した『宇宙戦争』や『透明人間』といった有名な作品からの場面が描かれています」と答えていました。アメリカのアーティストが王立鋳貨局のためにデザインしたコインはこれが2回目で、Costello氏は硬貨発行の際の説明文で本のカバーや映画のポスターから着想を得たと述べています。

デザイン自体はそれほど悪いわけではないのですが、作家を称えるのであればアーティスト独自の解釈は控えめにしておくべきだったかもしれません…。

Source: Royal Mint, The Scotsman, Twitter, the Guardian,

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