手の持っていき場がない時ってありますよね 北朝鮮
Global News Asia / 2024年12月16日 12時0分
将軍様が突然手を出した。兵士(将校)はなんのことかわからず、敬礼を続けた。将軍様は差し出した手の持っていき場がなく、一回戻して、もう一回出した。将軍様にいったいなにさせるんだと、即銃殺になってもおかしくない国で。本当に将校なんだから悟れよ。
2024年11月18日に、10年ぶりに行われた「北朝鮮軍第4次大隊長・大隊政治指導員大会」での一瞬の出来事だ。
まあ、10年のうちに当時の将校は引退して、はじめてのことに、今の将校はどうしたらいいかわからなかったということもある。
例えば日本の警察にしても…テレビドラマ的な視点だと…上層部が自分の前を通り過ぎ見えなくなるまでは敬礼を続ける。話しかけられても、敬礼したまま答える。
それが、話しかけられもせず、いきなり手を出されても、それをつかんでいいものか、つかんだ瞬間にこそ即銃殺なのか。おそらくしていないと思うが、手袋をしていて、将軍様の指紋が付くのは重大案件。いろんなことが、この将校の頭の中をよぎったと考えられる。
それでも、将軍様は優しく(本物も優しいといいね)、再び握手を求めてくださり、敬礼した手を降ろし、握手に応じた。一回からぶった将軍様もホッとしたことだろう。
北朝鮮国民も、わずかにできるネット中で、筆者と同じ即銃殺と思っていた。
北朝鮮はロシアと表面上は超友好関係にある。すべての軍事活動の目的は戦争の準備を完成するところにある。そう、この日の将軍様は、無礼を働いた将校を殺すことではなく、軍隊全体が火の玉になって戦えという考えだった。
【編集 : fa】
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