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フィリピン・ミンダナオ地域の危険レベルを一部引き下げー外務省

Global News Asia / 2024年12月21日 10時15分

 2024年12月19日、外務省は、フィリピン・ミンダナオの一部地域の危険レベルを引き下げた。

 ダバオ地方(東ダバオ州、ダバオ・デ・オロ州、北ダバオ州、南ダバオ州及び西ダバオ州の5州)を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」から「レベル1:十分注意してください。」に引き下げた。※マティ市、タグム市、サマル市、ダバオ市及びディゴス市の5市は以前からレベル1。

 東ミサミス州を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」から「レベル1:十分注意してください。」に引き下げた。※カガヤン・デ・オロ市、ハサアン町、ビリャヌエバ町及びタゴロアン町の4市町は以前からレベル1。

 スリガオ市を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」から「レベル1:十分注意してください。」に引き下げた。※北スリガオ州は以前と同様にレベル2で、シャルガオ島は以前からレベル1。

 サランガニ州東部(マルンゴン町、アラベル町、マラパタン町及びグラン町の4町)を「レベル3:渡航を止めてください。(渡航中止勧告)」から「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き下げた。

 サランガニ州西部(マイトゥム町、キアンバ町及びマアシム町の3町)は、以前と同様にレベル3のまま。

 今回の危険情報引き下げについて、ミンダナオ島オサミス市在住15年目の上野浩一さんは、「いままでにアブ・サヤフ(ASG)が起こしてきたゲリラ活動の主なものには、2008年に21件の誘拐事件を起こし、身代金目的の犯行が多発。2016年にはバシラン州でフィリピン国軍との戦闘が発生し、兵士18人以上が死亡しました。
2017年マラウィ占拠: ASGの指導者イスニロン・ハピロンが、マウテ・グループと合流し、南ラナオ州マラウィ市を占拠しました。5か月にわたる戦闘の末、フィリピン国軍が制圧。
2019年スールー州ホロ島のホロ大聖堂爆破事件でカトリック大聖堂で爆弾テロが発生し、多数の死傷者が出ました。ASGの関与が疑われるゲリラ事件は多数有ります。
しかし多くの街はゲリラ活動とは無縁で平和な日々が続いています。私が住むオサミス市も常に多数のパトカーが巡回しており治安も良いです。
外務省のフィリピン・ミンダナオの危険レベルの引き下げは妥当なものでしょう。」と話している。
【編集 : af】

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