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ゆる~い警察だな・韓国

Global News Asia / 2024年12月31日 12時0分

 会社をずる休みする言い訳の一つに、身内の死がある。両親、兄弟、同居してる祖父母、同居していない祖父母…と休める忌引き日数は少なくなるが、まあ、親戚でも1日くらい忌引きが使える。「ところで、君にはおばあちゃんが何人いるんだね?」と上司自身も昔使ったことがあるだろうから笑い話にしてもらえる会社は…令和の時代はすごく少なくなっていることだろう。

 たしか、韓国の大統領経験者が刑務所にいたとき、本当に親が死ぬ段になって、一時釈放された人と、許されなかった人がいたと思う。偉い人でも受刑者になると、あいまいだ。

 でも、一般国民にゆるくするのも、韓国警察としてはいったいどうなんだろう。飲酒運転と無免許運転で2年の実刑を言い渡された男がいる。その際の血中アルコール濃度は、0.189%(缶ビール1本で0.03%)。この男初犯ではない。過去に4回も飲酒運転で捕まっているので、免停ならぬ無免許状態になっているのだ。去年12月にもつかまっているが、とある事情で拘束を免れている、そこから8か月、今回たまたま捕まっているが、毎日のように飲酒運転をしていたことは想像に難くない。拘束を免れていた理由は…父親の臨終だった。警察が認めるのだから、本当に父親は亡くなってはいるだろう。葬儀全般が終わればその時点でなぜ拘束しなかったのか、警察も責められる点はある。

 仕事ではあるが芸能人も親の死に目には会えないことになっている。犯罪者ならなおさらのことだ。

 こうしてゆるくゆるく飲酒運転者を優遇するから、いつまでも、飲酒運転ごときで逮捕するなんてと暴言を吐く人間が減ることはない。
【編集 : fa】

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