現代戦に弱い北朝鮮軍
Global News Asia / 2024年12月24日 12時0分
北朝鮮は、ロシアとウクライナの戦争に、軍隊を派遣している。このほど、その兵士の死者が100人を超えたことが発表された(100人ではごく少ないので実際はもっといると思われる)。
派遣されたのは、将軍様が特別に選抜した精鋭部隊。「暴風軍隊」だ。
しかし、世界中の人間が察する通り、北朝鮮は、食料や衣料を含め貧困にあえいでいる。軍隊といえど、最先端の戦法を学ぶことができるのはごくごく一部。将軍様が選んだ今回の兵士とて、大半は朝鮮戦争時代で止まっている戦争の仕方のプロであり、現代の戦争のやり方を知らないと言っても過言ではない。
12月になってロシアの激戦区に配備された北朝鮮軍1万1000人の一部が、戦闘に投入された。その際に100人が死亡し、1000人が負傷したとみられる。派遣された1割が12月の数日で使い物にならなくなっている事実。
北朝鮮軍は、ロシア兵を守るために前線突破隊として、ある意味死を前提に投入されたとか、ドローン攻撃に対応できなかったとか。特にドローンに関しては、北朝鮮国内では、富裕層の持ち物以上の存在であるために「見たことのない兵器?」になったと思われる。
兵士として働くことより、弾除けのためにプーチン大統領が北の将軍様に懇願したとの推測もできる。兵士たちも北朝鮮で無残に餓死するより、自分の死によって家族が少しでも潤うならという考えもあるだろうし、北朝鮮で生き延びたくないという思いもあっただろう。
北朝鮮はさらなる派兵を検討している。もちろん犠牲者は増える一方だ。
それでも生き延びた場合、AIや有人・無人の複合戦闘の知識を学び、ドローンを武器として使いこなせるようになり…自国に戻ってのクーデターなんて考えている勇士もきっといるだろう。
【編集 : fa】
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